【コラム】自動膨張弁の種類についてのまとめ

 メモ帳にでも書いて、パッと見られるようにしておくとよいかも。

自動膨張弁の種類

 保安では問5、学識では問8あたりで出題される問題があります。

・乾式蒸発器の冷凍負荷変動に対応した冷媒流量の調節、蒸発器出口の冷媒過熱度の制御などを適切に行うために、温度自動膨張弁や電子膨張弁が使用される。 H22ga/08 答え

【◯】 ぅむ。この問題はここに置く。
 「上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会」<8次:P117左下~ (このような理由により、~ )

・乾式蒸発器では、蒸発器の熱負荷変化に応じて冷媒流量を調節するため、一般に、温度自動膨張弁や電子膨張弁が使用される。なお、小容量の冷凍装置には、膨張弁の代わりにキャピラリチューブが使用されている。 R03ga/08 答え

【◯】 テキスト<8次:P117右上>の10行分をまとめた問題文です。まったくその通りです。 :)


温度自動膨張弁の動作

 ここで、内部均圧形温度自動膨張弁の概略図を見ながら動作原理を把握しておきましょう。大雑把な理解でもきっと役に立ちますよ。テキストは<8次:P123 内部均圧形>

内部均圧形温度自動膨張弁概略図
内部均圧形温度自動膨張弁概略図
  • 内部均圧穴からダイヤフラム下面に冷媒圧力P2が伝わる。
  • 感温筒に伝わる冷媒蒸気過熱温度は感温筒チャージ冷媒の飽和圧力P1となってダイヤフラム上面に伝わる。
  • P1とP2は過熱度調整バネの力P3と次式のようにつり合っている。
  •   P1 - P2 = P3
  1. 熱負荷が大きくなって過熱度が増大した。
  2. 蒸発器出口冷媒蒸気の温度が上昇する。
  3. 感温筒チャージ冷媒飽和圧力P1が高くなる。
  4. ダイヤフラム下面の圧力差(P1-P2)が大きくなる。
  5. ダイヤフラムが下方に動く。
  6. バネの圧力P3とつり合うまで弁開度が開き、冷媒流量が増加する。
  7. 過熱度が設定値まで戻る。

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修正・訂正箇所履歴

【2016/07/19 新設】(← 履歴をここに作った日

  • テキスト8次改訂版へ対応済み。解説見直し。(2016(H28)/12/31)
  • 「温度自動膨張弁の動作」を追加。(2022(R04)/03/19)

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【参考文献・リンク】

  • 初級 受検テキスト(SIによる初級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 上級 受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

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