テキスト9次改訂版について
『上級 受検テキスト:日本冷凍空調学会』9次改訂版(令和4年11月8日改訂)に対応しています。適当に、8次改訂版のページを( )内に残してあります。
『上級 冷凍受験テキスト:日本空調学会』の「第10章 自動制御機器」<9次:P122~P154(P117~P1148)>は、約30ページにわたり冷凍装置の最適な運転状態に維持するための、いろいろな自動制御機器が記されている。
保安では問 5 、学識では問 8 あたりで出題されている。テキストの目次に沿って過去問題を記します。(その年度の問題の内容よって「学識 問8」か「保安 問5」のどちらかに出題されるようである。)
テキスト「10 自動制御機器」目次とページ
- 10.1 温度自動膨張弁 P122~133
- 10.1.1 構造と作動 P123~125
- (1) 構造 P123~124
- (2) 作動原理 P124~125
- 10.1.2 駆動方式 P125
- (1) ダイヤフラム形 P125
- (2) ベローズ形 P125
- 10.1.3 感温筒のチャージ方式 P125~128
- (1) 液チャージ式 P126
- (2) ガスチャージ式 P126~127
- (3) クロスチャージ式 P127
- (4) 吸着チャージ式 P127~128
- 10.1.4 均圧形式 P128~130
- (1) 内部均圧形 P128~129
- (2) 外部均圧形 P129~130
- 10.1.5 膨張弁の容量 P130~131
- (a) 単体形のオリフィス固定形 P131
- (b) オリフィス交換(容量可変)形 P131
- 10.1.6 選定と使用上の注意 P131~133
- (1) 膨張弁の選定 P131~132
- (a) 蒸発器負荷特性の把握 P131
- (b) 使用条件の検討 P131~132
- (2) 取付け上の注意 P132
- (a) 感温筒取付け位置 P132
- (b) 均圧管接続位置 P132
- 10.2 定圧自動膨張弁 P133~135
- 10.3 電子膨張弁 P135~136
- 10.4 キャピラリチューブ P136~137
- 10.5 蒸発圧力調整弁 P137~138
- 10.6 吸入圧力調整弁 P140~141
- 10.7 凝縮圧力調整弁 P141~142
- 10.7.1 作動原理と構造 P141~142
- 10.7.2 選定と使用上の注意 P142
- 10.8 冷却水調整弁 P142~143
- 10.9 断水リレー P143
- 10.9.1 圧力式断水リレー P143
- 10.9.2 フロースイッチ P143
- 10.10 フロートによる液面レベル制御 P144~146
- 10.10.1 フロートスイッチ P144~145
- 10.10.2 フロート弁 P145~146
- (1) 低圧フロート弁 P145
- (2) 高圧フロート弁 P146
- (3) 選定、取扱い上の注意 P146
- 10.11 電磁弁 P146~149
- 10.11.1 電磁弁の構造と作動原理 P146~147
- 10.11.2 電磁弁の取扱い、使用上の注意 P147~149
- (1) 使用流体 P147
- (2) 弁前後の圧力差 P147
- (3) 電源 P147~149
- 10.12 四方切換弁 P149
- 10.13 圧力スイッチ P149~152
- 10.13.1 油圧保護圧力スイッチ P150
- 10.13.2 低圧圧力スイッチおよび高圧圧力スイッチ P150~152
- (1) 低圧圧力スイッチ P150~151
- (2) 高圧圧力スイッチ P151~152
- (3) 高低圧圧力スイッチ P152
- 10.13.3 圧力センサ P152
- 10.14 サーモスタット P152~154
- 10.14.1 バイメタル式サーモスタット P152
- 10.14.2 蒸気圧式サーモスタット P152~153
- (1) ガスチャージ方式 P152~153
- (2) 吸着チャージ方式 P153
- (3) 液チャージ方式 P153
- 10.14.3 電子式サーモスタット P152~153
自動制御機器 - 全般 P122
・冷凍装置の最適な運転状態に維持するためには、装置の保安とともに、熱負荷の変化に応じて正確で緩やかに作動し、かつ、経済的な運転のできる自動制御機器を用いる必要がある。 by echo
【×】 ぅむ。テキスト<9次:P122 4行目~> 正しい文章は、
冷凍装置の最適な運転状態に維持するためには、装置の保安とともに、熱負荷の変化に応じて正確で速やかに作動し、かつ、経済的な運転のできる自動制御機器を用いる必要がある。
・冷凍サイクルを構成する重要な自動制御機器の一つに温度自動膨張弁がある。高圧の冷媒液を絞り膨張する機能と、冷凍負荷に応じた冷媒流量の調節をして装置を効率よく運転する機能を要している。 by echo
【◯】 試験勉強は「温度自動膨張弁」を把握することが重要です。テキスト<9次:P122 下から15行目~>
・乾式蒸発器の冷凍負荷変動に対応した冷媒流量の調節、蒸発器出口の冷媒過熱度の制御などを適切に行うために、温度自動膨張弁や電子膨張弁が使用される。 H22学/08
【◯】 ぅむ。この問題はここに置く。
「上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会」<9次:P122左下(このような理由により、)~右上 )>
・乾式蒸発器では、蒸発器の熱負荷変化に応じて冷媒流量を調節するため、一般に、温度自動膨張弁や電子膨張弁が使用される。なお、小容量の冷凍装置には、膨張弁の代わりにキャピラリチューブが使用されている。 R03学/08
【◯】 テキスト<9次:P122右上>の10行分をまとめた問題文です。まったくその通りです。 :)
【コラム】自動膨張弁の種類についてのまとめ
メモ帳にでも書いて、パッと見られるようにしておくとよいかも。
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