凝縮負荷

 テキスト<8次:P81 (7.1 凝縮負荷、ヒートポンプ熱出力)>からの問題です。


凝縮負荷

 Φk、Φo、P、Φmの関係を把握しましょ。

・凝縮負荷Φkと蒸発負荷Φoの比Φk/Φoの値は、凝縮温度を高く、また蒸発温度を低く設定するほど大きくなり、冷凍・冷蔵の運転条件の場合には1.00~1.15程度の値である。 H14ga/05 答え

【×】 冷凍装置の効率の良い運転は、できるだけ凝縮温度は低く、蒸発温度は高くすればよい。冷凍・冷蔵の場合は1.3~1.5、通常の空調の場合は1.15~1.3らしい・・・。圧縮機があるから、1.0ということはないよね。
 テキスト<8次:P81右真中辺り>

・凝縮負荷と冷凍負荷の比(Φk/Φo)の値は、凝縮温度が同じ場合、蒸発温度が低くなるほど大きくなる。 H15ga/05 答え

【◯】  蒸発温度が低くなると、冷凍負荷Φoは小さくなるから。
 なぜかって?...蒸発温度が低くなるほど蒸気の比体積vが大きくなる(薄い蒸気になる)ため、
Φo=V・ηv/vの式
 テキスト的には、<8次:P81右真中辺り>を読めば十分。

・凝縮負荷と冷凍負荷の比(=凝縮負荷/冷凍負荷)の値は、同じ蒸発温度の場合には凝縮温度が高くなるほど小さくなる。 H29ga/05 答え

【×】 H15年度の問題と文章の違いをお楽しみください。(蒸発温度と凝縮温度、高い低い大きい小さいが入れ替わっている。でも冷静に考えれば大丈夫かと…。)

  凝縮負荷と冷凍負荷の比(=凝縮負荷/冷凍負荷)の値は、同じ蒸発温度の場合には凝縮温度が高くなるほど大きくなる。


スクリュー圧縮機の凝縮負荷

・スクリュー圧縮機の凝縮負荷は、蒸発器で取り入れた冷凍負荷の熱量に、圧縮機の入力に相当する熱量を加え、潤滑油の噴霧によって冷媒ガスから除去した放熱量を減じたものである。 H20ga/05 答え

【◯】 これは、よっぽどテキストを熟読しておかないと...。まぁ、あせらずジックリ考えてみればわかるかもしれないけれど。
 上級冷凍受験テキスト<8次:P81左下>を勉強しよう。
 『Φk=Φo+P-Φm』だね。でも、しかし、これは一冷レベルで覚えておくような知識だと思うんだけどなぁ。

・凝縮負荷は凝縮器において冷媒から放出される熱量であり、冷凍負荷と圧縮機の入力に相当する熱量との和となる。圧縮室に油噴射を行うスクリュー圧縮機の場合には、この値から油冷却器における放熱量を引いたものが凝縮負荷となる。 H25ga/05 答え

【◯】 ぅむ。H20年度と同様の問題。
 テキスト<8次:P81左下 (式 7.2)>『Φk=Φo+P-Φm』を、理解していれば良いだろう。(スクリュー圧縮機関連の出題は増えていくかも…)


温度全般

・空冷凝縮器は、大気の顕熱を利用して冷媒蒸気を冷却・液化している。このため夏は大気温度の影響を受けて、凝縮温度が高くなる。 H16ga/05 答え

【◯】 顕熱:物体の状態変化なしに温度のみを変化させる熱
 (潜熱:物体の状態が変化する場合に必要な熱量)
 テキスト<8次:P81>の右下図7.1の上6行目~、ズバリ。

・空冷凝縮器を用いた冷凍装置の凝縮温度が、運転中に高くなる要因として、冷凍負荷の増大、冷却空気の風量減少や温度上昇などがある。 H19ga/05 答え

【◯】 凝縮温度が高くなる要因、さぁ、いくつある?テキスト<8次:P85右 ((a)~(e))>を読んでほしい。公式から導き出した要因を並べてある。式は無理して覚えなくてもいいけど(以前は必須だった)、よく読んでね。イメージが湧いてきたら最高。テキストガンガン読んで、過去問をガンガンやろう。頑張れ!

・空冷凝縮器は大気の顕熱を利用して冷媒蒸気を冷却、液化しているため、夏は大気の影響を受けて凝縮温度が高くなり、圧縮機の軸動力が大きくなりやすい。 H28ga/05 答え

【◯】 ぅむ。「H16ga/05」と同等の問題。テキストは<8次:P81>の右下図7.1の上6行目~、ズバリ。

 19/12/31

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修正・訂正箇所履歴

【2019(R1)/12/31 新設】(← 履歴をここに作った日

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【参考文献・リンク】

  • SIによる初級受検テキスト:日本冷凍空調学会
  • 上級受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

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