空冷凝縮器:冬季

 「保安」の問2あたりで出題されます。冬季の空冷凝縮器の不具合、その対策や制御はどうする!といった問題です。

 まずは、「上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会」<8次:P205右(特に右下)~>、<8次:P206右(例題15.4)>を読むべし。

 夏季の場合(学識で出題される)「温度」ページへどうぞ。

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冬季の空冷凝縮器

・空冷凝縮機を用いた冷凍装置では、冬季に冷凍能力が低下することがある。 H21ho/02 答え

【◯】 なんというサービス問題。頂きます! <8次:P206右(例題15.4)>に記されている。

・空冷凝縮器を用いたR22冷凍装置が、冬季に冷凍能力の低下を起こすことがある。これは凝縮圧力が低くなりすぎるためである H13ho/02 答え

【◯】 空冷凝縮器は外気温度で凝縮圧力が変化する。
 冬季は凝縮温度が低下し、温度自動膨張弁のオリフィス前後の圧力差が小さくなって、冷媒流量が(供給量)減少し冷凍能力が低下する。テキスト<8次:P205右上>を、読んでくれたまえ。

・空冷凝縮器では、凝縮器と受液器の間に凝縮圧力調整弁を入れ、冬季に凝縮器コイル内に冷媒液を溜め込んで、凝縮圧力の低下を防止することもある。 H14ho/02 答え

【◯】 凝縮圧力調整弁が閉じると、凝縮器コイル内に凝縮液が滞留し伝熱面積が減少することによって凝縮圧力の低下を防ぐ。 テキスト<8次:P206左上(b)>

・空冷凝縮器では、冬季に凝縮圧力が異常に低下するのを防止するために、凝縮圧力調整弁を使用する場合が多い。 H17ga/05 答え

【◯】 この問題は、「保安」「学識」と分け隔てなく!?出ます。
 テキストの学識編では<8次:P86左の例題7.1>が、ズバリの問題かな。

・凝縮圧力調整弁の作動により、冬季に空冷凝縮器の冷却管内に冷媒液が滞留しても、凝縮に有効な伝熱面積は変わらない。 H18ho/02 答え

【×】 液が滞留すると、液に浸かる冷却管が多くなり、凝縮作用してくれない(有効伝熱面積が減少する)。そこで凝縮圧力調整弁で調整する。<8次:P206(b)>
 凝縮圧力調整弁の詳細は<「自動制御機器」8次:P135右下~>です。テキストを良く読んでイメージを頭に浮かべるようにしておこう。

・空冷凝縮器の外気温度低下による温度自動膨張弁の能力低下を防止するために、凝縮圧力調整弁や送風量制御器を使って凝縮圧力が適正値になるように制御する。 H20ho/02
 答え

【◯】 ぅむ。 テキスト<8次:P205(a)、P206(b)>を読んでおくしか。

・空冷凝縮器を用いた冷凍装置では、冬季に凝縮器内圧力が著しく低下して、蒸発器への冷媒の供給量が不足することがある。 H17ho/02(フルオロカーボン冷媒用凝縮器)
 答え

【◯】 「冬期は凝縮圧力が低下する」これは覚えましたか?
 蒸発器へ流れる冷媒量は凝縮器と蒸発器の圧力差なんだよね。テキスト<8次:P206の例題15.4>は、とても良いね。受液器で圧力を一定にする見たいなところへ関係していくんだけど・・・。

・温度自動膨張弁を用いた冷凍装置では、冬季に空冷凝縮器の熱交換能力が増大するので、冷凍能力が増大し、冷却不良を起こすことはない。 H22ho/02 答え

【×】 勉強をして、あわて者でなければ、そんなこた~ない。と分かるサービス問題。 「上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会」<8次:P205右上>

・空冷凝縮器を用いた冷凍装置では、冬季に外気温度の低下により凝縮圧力が大きく低下するが、冷凍能力は変化しない。 H23ho/02 答え

【×】 そんなこたぁ~ない。 テキスト<8次:P205右上>

・空冷凝縮器では、冬季に外気温度が低いと凝縮温度が下がり冷凍効果が増えるので、膨張弁前後の差圧が大きく減っても温度自動膨張弁の能力不足になることはない。 H26ho/02 答え

【×】 これはヤバイかも。 冷凍能力冷凍効果の違いがわかる?

 このページの一番上の問題は、「空冷凝縮機を用いた冷凍装置では、冬季に冷凍能力が低下することがある。 H21ho/02」 ←これは、正解◯だ。

 この問題では、「冷凍能力」でなくて「冷凍効果」なのだ。
 「空冷凝縮器では、冬季に外気温度が低いと凝縮温度が下がり冷凍効果が増えるので、」 →「冷凍効果は増える」で、正解◯なのだ。

 さ、あなた、どうする?この「能力」と「効果」の違いわかる?と、いう問題だ。

 単純に問題製作者のミスで、冷凍能力を冷凍効果に間違えた(誤字)とか…??
 ま、まさかね。


 でも、
 「膨張弁前後の差圧が大きく減っても温度自動膨張弁の能力不足になることはない。」 これは、誤り×なので、 ま、この問題は×だよね。と、いう問題でもある。

 健闘を祈る! と、いう解説では連れないので、頑張るか…。

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 冷凍効果に関しては、
 テキスト<8次:P17の左側(凝縮温度高低の影響、図2.5)辺りを勉強しておくしかない。
 「過冷却度が同じ場合でも、冷凍効果は凝縮温度が高くなるほど少し小さくなる。」
 と、ある。よって、
 「空冷凝縮器では、冬季に外気温度が低いと凝縮温度が下がり冷凍効果が増えるので、」 この「冷凍効果は増える」は正しいでしょうね。

 温度自動膨張弁の能力不足に関しては、テキスト<8次:P205右上~>を読んでもらうしかない。

 じゃ、このへんで。健闘を祈る!

・空冷凝縮器を用いた冷凍装置において冬季に外気温度が低下する場合の高圧維持対策として、空冷凝縮器の送風機運転台数を減らす、送風機回転速度を下げるなどがあるが、空冷凝縮器のコイル内に凝縮液をため込んで伝熱面積を減少させる方法もある。 H26ho/02 答え

【◯】 ぅむ、全くその通りとしか言いようがない。
 これは、テキストの<8次:P205(a)P206(b)>を、一度読んでおけばなんとなくわかるかもしれないなぁ。もちろん、覚えておけば最高MAXだけども…。
 H26年度2種は、1種レベルに近い問題が多い気がするなぁ。+過去問にない問題もあるし。合格率の低い一因だ…。

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修正・訂正箇所履歴

【2016/07/04 新設】(← 履歴をここに作った日

  • テキスト8次改訂版へ対応。解説も少々見直し済み。(2016(H28)/12/08)

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【参考文献・リンク】

  • SIによる初級受検テキスト:日本冷凍空調学会
  • 上級受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

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