蒸発式凝縮器 P93

 蒸発式は出題数が割と多いです。でも、素直な問題に思えます。テキストを一度読んでおけば大丈夫かと思います。

 「上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会」<8次:P82の表、P93、P204の表>

蒸発式凝縮器

 ぅ~む、一度読むだけじゃダメかも…、「顕熱ではなく潜熱」「凝縮温度が低い」辺りがポイントかな。

蒸発式凝縮器の概略図
蒸発式凝縮器の概略図

・蒸発式凝縮器の冷却管表面に散布する冷却水は、冷却管の表面が全面にわたって濡れるだけの水量を必要とする。 H13ga/05 答え

【◯】 感覚的に分かる!?
 テキスト<8次:P93左上9行目~>ズバリ的。

・蒸発式凝縮器は、冷却水の蒸発潜熱を利用して冷媒蒸気を冷却・液化している。このため空冷式と比べて、凝縮温度は高くなる。 H16ga/05 答え

【×】 蒸発式凝縮器の特徴の一つ、空冷式よりも蒸発式は凝縮温度を低くできる!これは、重要。
 でも、フルオロカーボン冷凍装置では大容量でないと不経済。
 テキスト<8次:P82左下~>を読んで。
 さらに、<8次:P82 (表7.1 凝縮器の種類と特徴)>と<8次:P204 (表15.1 凝縮器の種類、特徴、<略>)>を、一度じっくり見ておけば最高。

・蒸発式凝縮器は、冷却水の顕熱を利用して冷媒蒸気を凝縮、液化し、空冷式に比べて熱通過率の値が大きい。 H17ga/05 答え

【×】 「…冷却水の潜熱を利用して…」
 「顕熱」と「潜熱」の違い・・、引っ掛からないようにね。 「上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会」<8次:P82左下>
<復習>
   顕熱 : 物体の状態変化なしに温度のみを変化させる熱。
   潜熱 : 物体の状態が変化する場合に必要な熱量。(凝縮潜熱:温度変化なしに気体が液体に変化する。)

・蒸発式凝縮器は、冷却管内に冷媒蒸気を流し、外面に冷却水を散布すると、冷媒蒸気から熱を奪って冷却水の一部が蒸発し、主としてその蒸気潜熱で冷媒蒸気が凝縮する。 H22ga/05
 答え

【◯】  (冷却管内に冷媒蒸気を)水冷凝縮器と混同しないように。蒸発式のイメージを作り上げよう。「上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会」<8次:P93左上>

・蒸発式凝縮器では、冷却管内に冷媒蒸気を流し、外面に冷却水を散布しながら送風すると、冷媒蒸気から熱を奪って冷却水の一部が蒸発し、主としてその蒸発潜熱で冷媒蒸気が凝縮する。 H21ga/05

・蒸発式凝縮器では、冷却管内に冷媒蒸気を流し、外面に通風しながら冷却水を散布すると、冷媒蒸気から熱を奪って冷却水の一部が蒸発し、主としてその蒸発潜熱で冷媒蒸気が冷却されて凝縮する。 H29ga/05 答え

【両方 ◯】 はぃ! 返事は良くても、まぁ、正しいかどうか確信がないと、本番で心配だけど。テキスト<8次:P93 (図7.19 蒸発式凝縮器)>の絵を良く見てイメージしておこう。

・蒸発式凝縮器の冷却管内を流れる冷媒蒸気は、冷却管外面に散布される冷却水に熱を与えてその一部を蒸発させ、主にその蒸発潜熱により凝縮する。 H24ga/05 答え

【◯】 ぅむ。
 平成21年度の変形版。テキストは<8次:P93 (7.5.1 構造と伝熱作用)>の冒頭部分にズバリ的。

・蒸発式凝縮器は、主として冷却水の顕熱を利用し、冷媒蒸気を凝縮、液化している。冷却水は循環使用され、補給水量は冷却塔の場合と同じくわずかである。しかし、空冷式凝縮器に比べて熱通過率の値が大幅に向上しているので、凝縮温度を低くすることができる。 H23ga/05 答え

【×】 長いw 合格率14.6%魔のH23だ。 主として冷却水の潜熱を利用し
 勉強してないと、顕熱、潜熱の違いに気が付かないかもしれない。ぁ、あ、あなたなら!大丈夫。<8次:P93左上>

・蒸発式凝縮器は冷却水の蒸発潜熱を利用して冷媒蒸気を凝縮しており、冷却塔を用いた場合よりも多量の冷却水を消費するが、空冷式に比べて凝縮温度を低くすることができる。 H25ga/05 答え

【×】 ぅ~ん。 正しい文章にしてみましょう。

  蒸発式凝縮器は冷却水の蒸発潜熱を利用して冷媒蒸気を凝縮しており、冷却塔を用いた場合と同様に冷却水は循環使用され消費量は僅かである。空冷式に比べて凝縮温度を低くすることができる。

・蒸発式凝縮器は、主として水の蒸発潜熱で冷媒蒸気を凝縮している。冷却水の補給量は、一般的には蒸発によって失われる量と飛沫となって失われる量の和に等しい。 H27ga/05 答え

【×】 ちょと、やばいかな。テキストは<8次:P93左真ん中辺り>正しい文章にしましょう。

蒸発式凝縮器は、主として水の蒸発潜熱で冷媒蒸気を凝縮している。冷却水の補給量は、一般的には蒸発によって失われる量と不純物の濃縮防止のための量、および飛沫となって失われる量の和に等しい。


・蒸発式凝縮器は、主として冷却水の潜熱を利用し、冷媒蒸気を凝縮、液化している。冷却水の補給量は、一般には、蒸発によって失われる量と飛沫となって失われる量の和に等しい。 R01ga/05 答え

【×】 これもヤバイかも。なんとなくあっているようだし。(令和元年度の問題は前半部が少し言い回しがちがう。)「不純物の濃縮防止のための量」(←大気中の不純物が混じり込む)を加えます。

蒸発式凝縮器は、主として冷却水の潜熱を利用し、冷媒蒸気を凝縮、液化している。冷却水の補給量は、一般には、蒸発によって失われる量と不純物の濃縮防止のための量、および飛沫となって失われる量の和に等しい。


・蒸発式凝縮器は、主として冷却水の蒸発潜熱で冷媒蒸気を凝縮している。冷却水の補給量は、一般に、蒸発によって失われる量と飛沫となって失われる量の和に等しい。 R02ga/05 答え

【×】 微妙に違う文面が続いて嫌んなっちゃいますね。正しい文章にしてみましょう。テキストは<8次:P93左真ん中辺り>

  蒸発式凝縮器は、主として冷却水の蒸発潜熱で冷媒蒸気を凝縮している。冷却水の補給量は、一般に、蒸発によって失われる量と不純物の濃縮防止のための量、および飛沫となって失われる量の和に等しい。


・蒸発式凝縮器では、主として水の蒸発潜熱によって冷媒蒸気が冷却され凝縮している。冷却水の補給量は、一般に、蒸発によって失われる量、不純物の濃縮防止のための量および飛沫となって失われる量の和に等しい。 R03ga/05 答え

【◯】 令和になって3連チャン!!今度は【◯】ですw。

 05/05/21 05/10/01 07/12/12 08/02/03 09/03/20 10/07/02 12/04/20 13/10/09 14/08/23 16/09/09 17/12/30 19/12/31 20/11/26 22/04/06

修正・訂正箇所履歴

【2016/07/05 新設】(← 履歴をここに作った日

  • テキスト8次改訂版未対応部分修正。解説も少々見直し。(2017(H29)/03/18)
  • 文章見直し。(2019(R01)/09/16)
  • 全体的に見直し。(2022(R04)/04/06)

Back to top ↑

【参考文献・リンク】

  • 初級 受検テキスト(SIによる初級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 上級 受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

Back to top ↑

^