作図が誤っていたため[×]を付け、【正】の画を追加しました。構造概略図も追加。(2022(R04)/03/21)
蒸発圧力調整弁と混同しないように。『初級 冷凍受験テキスト』<8次:P114 (9.5.2 吸入圧力調整弁)>
・吸入圧力調整弁は圧縮機の吸込み配管に取り付けて、吸込み圧力が設定値以下に下がらないように調節する。 H15/08
【×】 吸入圧力調整弁は、圧縮機の吸込み配管に取り付けて予期しない吸込み圧力の上昇時に電動機の過熱、焼損を防止(過負荷防止)する。 なので、圧縮機吸い込み圧力を一定値以上に上昇させないよう制御する。(蒸発圧力調整弁と混同しないように…。)
・吸入圧力調整弁は、圧縮機の吸込み配管に取り付けて、吸込み圧力が設定値よりも下がらないように調整する。 H17/08
【×】 H15/08の問題と同じ。 (ちなみに、テキストでは「調節」が使われているが、調節と調整は同意語と思われ…。)
・吸入圧力調整弁は、圧縮機の吐出し配管に取り付けて、圧縮機吸込み圧力が設定値よりも上がらないように調整する。 H20/08
【×】 ぉっと~!引っ掛からなかったですか!?「圧縮機の吸込み配管に取り付けて」です。
問題制作者は、あなたをもてあそびあざ笑うかのように四方八方から攻めてきます。問題をよく読むべし。こんな意地悪なチョットね問題(失礼)に負けないようにしましょう。さぁ、一息ついてもう少し頑張ろう。
・吸入圧力調整弁は、弁の出口側の圧縮機吸込み圧力が設定値よりも下がらないように調節し、圧縮機駆動用電動機の過負荷を防止している。 H21/08
【×】 ◯ → 設定値よりも上がらないように
吸入圧力調整弁は、このような問題しかでないと思います。必ずゲットしてください。 【お知らせ】
------- 突然すみません。 -------
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・吸入圧力調整弁は、弁入口側の冷媒蒸気の圧力が設定値よりも高くならないように作動する。このことにより圧縮機駆動用電動機の過負荷を防止できる。 R02/08 R06/08
【×】 「◯」にしちゃいましたか?設定値のことばかりを気にかけていると…、これが冷凍試験の特徴です。
弁入口側
ではなくて 弁出口側
です。
・吸入圧力調整弁は、圧縮機吸込み配管に取り付けて、圧縮機吸込み圧力が設定値よりも高くならないように調整できるばかりでなく、圧縮機の始動時や蒸発器の除霜などのときに、圧縮機駆動用電動機の過負荷も防止できる。 H23/08
・吸入圧力調整弁は、圧縮機吸込み配管に取り付けて、圧縮機吸込み圧力が設定値よりも高くならないように調整できる。また、圧縮機の始動時や蒸発器の除霜などのときに、圧縮機駆動用電動機の過負荷も防止できる。 R01/08
【両方 ◯】 ぅむ。
最近の(2020(R02)/06/18記ス)問題文は長いものが多いが、勉強していればサービス問題だ! さぁ、頑張ろう。
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『初級 冷凍受験テキスト』8次改訂版への見直し、済。(22/01/10)
【2016/05/28 新設】