圧縮機の種類

 圧縮機の問題は、12ページあります。上部のサブメニューからどうぞ。

 ポツリポツリと、忘れた頃に出題される。『SIによる 初級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』P25~P28を熟読し、まんべんなくテキストに目を通しておこう。

 7次改訂版(2013(H25)年)から、「圧縮機」が4章から3章へ変更になった。

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容積式と遠心式

・圧縮機は圧縮の方法により、容積式と遠心式に大別され、遠心式には往復式、ロータリー式 、スクロール式などがある。 H15/05 答え

【×】 遠心式は遠心圧縮機(ターボ冷凍機)の1種類と考えて良い、容積式が4つに分類される(往復式、ロータリー式、スクリュー式、スクロール式)

・圧縮機は冷媒蒸気の圧縮方法により、容積式、遠心式に大別されるが、スクリュー圧縮機、往復圧縮機は容積式である。 H22/05 答え

【◯】 ぅむ。『SIによる 初級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』P26の表から読み取るしかないだろう。

・ロータリー圧縮機は、ロータの回転による遠心力で冷媒蒸気を圧縮するので、遠心式に分類される。 H17/05 答え

【×】 圧縮機は、大きく分けて「容積式」「遠心式」がある。「遠心式」は、羽根車式(ターボ)の1種類だけ、他はみんな「容積式」 んで、「容積式」には往復式、ロータリー式、スクロール式、スクリュー式がある。なんだか、引っ掛けどころ満載の問題ができそうですよ。 テキストを一通り読んで、過去問をガンガンやろう。

・ロータリー圧縮機やスクロール圧縮機は容積式で、スクリュー圧縮機は遠心式である。 H18/05 答え

【×】 スクリューは、容積式。
3種ではそんなに突っ込み問題が出ないはず。テキストP25~P28を一回熟読し、P26の表をじっくりと舐めるように見て、過去問ガンガンすれば、あなたなら大丈V!

・冷媒蒸気の圧縮方法は、容積式と遠心式に大別されるが、容積式のほうが多くの形式がある。 H20/05 答え

【◯】 上記の問題を解いてきたあなたはサービス問題となっているはずだ。テキストP26の表をイメージとして記憶しちゃおう。

・圧縮機は、冷媒蒸気の圧縮の方式により容積式と遠心式に大別される。容積式のスクリュー圧縮機は、遠心式に比べて高圧力比には不向きである。 H25/05 答え

【×】 そんなことはないでしょ。と、何となく思う問題。
 テキストP26の表に書いてある。スクリュー圧縮機は、遠心式に比べて高圧力比に適している。

・圧縮機は冷媒蒸気の圧縮の方法により、容積式と遠心式に大別される。 H26/05 答え

【◯】 やばい、素直すぎて…。
 つらつらと考えるに、最低の合格率を記録したH26年度は極端に素直な問題があり~の、難度高の問題が含まり~の。ということかな。(15(H27)/06/15記ス)

・圧縮機は冷媒蒸気の圧縮の方法により、往復式と遠心式に大別される。 H27/05 答え

【×】 こんどは、ヴァツです!(容積式と遠心式に大別される。)

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遠心式

 テキストP26の表

・遠心圧縮機は冷凍負荷の大容量なものに適しているが、高圧力比には不向きなため、空調用として使用されることが多い。 H22/05 答え

【◯】 P26の表の一番下の特徴から読み取るしかないが、この一文を覚えておこう。

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スクリュー式

 P26の表

・スクリュー圧縮機は遠心式である。 H16/05 答え

【×】 容積式です。『SIによる 初級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』P26の表3.1の「区分」「密閉構造」「特徴など」を把握しておけばよい。

・スクリュー圧縮機は、容積式で高圧力比に適しているため、ヒートポンプや冷凍用に利用されることが多い。 H21/05 答え

【◯】 ぅむ。テキストP26の表4.1

・スクリュー圧縮機は、スライド弁により、ある範囲内で無段階に容量を制御できる。 H18/05 答え

【◯】 スクリューの大きな特徴の1つ。『SIによる 初級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』P38だね。

・スクリュー圧縮機の容量制御はスライド弁で行い、ある範囲内で無段階制御または段階制御が可能である。 H22/05 答え

【◯】 ぅ~む。
 テキスト7次改訂版では、P38の文章から「スライド弁」という文字が消えた。が、アンローダー(容量制御装置)の図が追加され、図中にスライド弁と書かれている。同等の問題が出題されるか、微妙。健闘を祈る!

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開放形圧縮機と密閉圧縮機

 テキストP25~P27

シャフトシールが要るか不要か。

  • 開放形 → 必要
  • (全)密閉型 → 不要
  • 半密閉型 → 不要

・開放形圧縮機には、クランク軸からの冷媒漏れ止めに、シャフトシールが必要である。 H11/05 答え

【◯】 テキストP25
 クランク軸は圧縮機ケーシングを貫通して電動機から動力が伝わってくる、したがって、冷媒の漏れ止め用のシャフトシールが必要になる。

・開放形および密閉形圧縮機ではシャフトシールが必要である。 H14/05 答え

【×】 フルオロカーボン冷媒の場合は適切な絶縁材料を使った電動機巻線の電動機を圧縮機ケーシング内に入れることができる。
この圧縮機を密閉圧縮機といい、シャフトシールは、不要である。
ボルトをはずし内部の点検修理が可能なのものを半密閉圧縮機といい、シャフトシールは、不要
アンモニア冷媒は電動機巻線を侵すので開放形しか利用できない。

・開放形および半密閉の圧縮機ではシャフトシールが必要であるが、全密閉圧縮機はシャフトシールは不要である。 H21/05 答え

【×】 ぅむ。半密閉は不要です。

・開放形圧縮機はシャフトシールが必要であるが、密閉圧縮機および半密閉圧縮機ではシャフトシールは不要である。 H25/05 答え

【◯】 

・半密閉圧縮機は圧縮機内部の点検、修理ができる。 H16/05 答え

【◯】 密閉であるが、ボルトナットをはずせば圧縮機内部の点検、修理が可能。なので、半密閉圧縮機と言うのであろう。

・半密閉圧縮機および全密閉圧縮機は、圧縮機内部の点検、修理ができない。 H24/05 答え

【×】 ぅーん、勉強してないと引っかかるかも。
テキストには(P27下2行目)全密閉圧縮機は、「ケーシングを溶接密封したもの」としか書かれていない。なので、点検修理はできないということであろう。

・アンモニアは銅に対して腐食性があるが、アンモニアが電動機巻線を侵すことはない。 H20/05 答え

【×】 電動巻線は銅であるから冷静に考えれば◯にすると思います。
「SIによる初級冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会」では、開放形圧縮機、密閉圧縮機あたりの説明でさりげなく 書かれている(P28の上)わりと出題される問題だからゲットするように。腐食性に関してはP48のアンモニア冷媒の特徴で勉強しよう。

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おまけ

 「冷媒」で出題される問題。

・密閉往復圧縮機では、電動機で発生する熱が冷媒に加えられ、シリンダ吸込み蒸気の過熱度が大きくなるが、吐出し温度はほとんど変化しない。 H21/04(冷媒と潤滑油の問題) 答え

【×】 なんとなく「吐出しガス温度は熱くなるよなぁ。」と、思える問題。
『SIによる 初級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』P45下3行目~を読んで。

 03/03/24 04/09/03 05/03/13 07/03/21 08/04/16 10/09/04 11/06/19 12/05/29 13/05/23 14/06/28 15/06/15 16/08/14

 『SIによる 初級 冷凍受験テキスト』7次改訂版への見直し、済。(14/06/27)

修正・訂正箇所履歴

【2016/05/12 新設】

  • メイン見出し「断熱効率・機械効率」を「容積式と遠心式」に修正。(2016/08/14)

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【参考文献】

  • SIによる初級受検テキスト:日本冷凍空調学会
  • 上級受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

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