据え付けと耐圧試験

 耐圧試験、気密試験、真空試験、この3つを攻略すべし!まずは、耐圧試験から

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据付け

 耐圧試験の前には、据付けのお勉強が必要らしい。テキストP142、143に、目を通しておこう。

・圧縮機を防振支持したときは、配管を通じて他に振動が伝わることを防止するために、可とう管を挿入する。 H17/13 答え

【◯】 テキストP143の「防振支持」を読むべし。「可とう管」が分からない方は、ネット検索してみてね。イメージが分かる。

・圧縮機の据付けで防振支持を行うと、圧縮機の振動が配管に伝わり、配管を損傷したり、配管を通じて他に振動が伝わったりするが、これを防止するため、圧縮機の吸込み管や吐出し管にフレキシブルチューブを挿入する方法がある。 H24/13 答え

【◯】 ぅむ。
 「可とう管」と「フレキシブルチューブ」は同意語。(現場では、フレキとか言いますね。)

・圧縮機を防振支持したときは、配管を通じて他に振動が伝わることを防止するために、吸込み管と吐出し管に可とう管を挿入する。 H26/13 答え

【◯】 ぅむむ!
 そうだね、吸込みにも、吐出しにも、可とう管を挿入する。

・圧縮機を防振支持し、吸込み蒸気配管に可とう管(フレキシブルチューブ)を用いる場合、可とう管表面が氷結し破損するおそれのあるときは、可とう管をゴムで被覆することがある。 H28/13 答え

【◯】 ぅむ。テキストを上手にまとめた良い問題ですね。テキスト<7次:P143 (13.1.3 防振支持)

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耐圧試験を行う部分について

 『SIによる 初級 冷凍受験テキスト』P143の「13.2 耐圧試験」の冒頭3行と(1)~P144(10)を熟読されたい。

 マドマゼル惑わされる問題が出題される。

・耐圧試験は、圧縮機、圧力容器、冷媒液ポンプ、潤滑油ポンプなどについて行う。
H19/13 H26/13  答え

【◯】 ぅ~む、この手の問題はツボを押さえておかないと、意外に悩んでしまう問題かも。P143の(2)

・耐圧試験は、耐圧強度を確認する試験であるので、自動制御機器を含む冷凍装置全体に対して行う。 H13/13 答え

【×】 自動制御機器を含む冷凍装置全体に対して」が罰!
 テキストP143(2) ←配管は、しなくてよい。(冷凍装置全体とあるから配管も関係あるかと…)

-- 7次改訂版(平成25(2013)年12月改訂)について --
P141の1行目 ←自動制御装置と軸封装置は、しなくてよい。
 ↑この頁と解説は6次改訂版によるものであるが、「なお、自動制御装置(温度自動膨張弁)や圧縮機の軸封装置などは、耐圧試験を除外できる」という一文が、7次改訂版では削除されている。なので、この問題文をコピペした問題は出題されいないであろう。(2014/08/04記ス)

・耐圧試験は、気密試験の前に冷凍装置のすべての部分について行わなければならない。 H23/13 答え

【×】 「冷凍装置すべての部分」が×、すべてじゃない。
 つまり、耐圧試験は機器や容器等の配管以外の部分に行い。(そのご組み立てた装置全体に気密試験を実施する。)

・耐圧試験は、気密試験の前に行い、圧力容器および配管の部分について行わなければならない。 H25/13 答え

【×】 …配管以外の部分について… が、正解。

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試験の順番

 なにはなくとも耐圧試験が一番先であるが、出題者は手を替え品を替え攻めてくるので注意されたい。

・耐圧試験は気密試験圧力より試験圧力が高いので、気密試験を行って安全を確認してから実施する。 H09/11 答え

【×】 耐圧試験は気密試験の前にする。(テキストP143の「13.2 耐圧試験」の冒頭3行目の太字)

・圧力容器の耐圧試験は、気密試験の前に行わなければならない。 H15/13 答え

【◯】 耐圧試験→気密試験→真空試験の順序。(耐圧試験に合格しないと何もできない)

・圧力試験を行う場合は、耐圧試験、気密試験、必要に応じて真空放置試験の順に行う。 H16/13 答え

【◯】 その通り!

・圧力容器について実施する耐圧試験は、気密試験の前に行う。 H17/13 答え

【◯】 オーケー、サービス問題!

・圧力容器の耐圧試験を、気密試験の後に実施した。 H21/13 答え

【×】 ◯にしませんでしたか?
前とか、後とか、もうね…、問題を良く読もう。

・耐圧試験は気密試験を実施した後に行う。 H22/13 答え

【×】 OK牧場

・冷凍装置の圧力試験は、始めに気密試験を行い、漏れがないことを確認した後に、耐圧試験を実施する。 H27/13 答え

【×】 違いますよね! 素直な誤り文でつネ。耐圧試験が先。

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耐圧試験の方法

・耐圧試験は、一般に水や油等を用いて液圧で行う。 H10/13 答え

【◯】 テキストP144(4)を読むべし。
(参考:あくまでも一般にであって、ある条件を満足すれば気密試験と同様の気体で試験をできる冷凍保安関係例示基準 5.耐圧試験(1))

・圧力容器の耐圧試験は水、油などの液の圧力で行う液圧試験であるが、昇圧の時空気が残っていても差し支えない。 H09/11 H11/13 答え

【×】 テキストP144(6)をよく読む。
 空気が入ると耐圧圧力が正しく加わらない、空気を完全に排除した後、液圧を徐々に昇圧する。

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耐圧試験圧力について

 4,5年間隔で出題されてる感じです。(2014/08/05記ス)

・圧力容器は耐圧試験が実施されているので、装置運転時の冷媒圧力は耐圧試験圧力以下ならば差し支えない。 H09/09 答え

【×】 この問題は、耐圧試験つながりでここに記す。
 冷規第7条第1項第八号に、「冷媒設備には、当該設備内の冷媒ガスの圧力が許容圧力を超えた場合に直ちに許容圧力 以下に戻すことができる安全装置を設けること。」と、あって、許容圧力以下で運転しなければならない。んで、耐圧試験圧力は許容圧力の1.5倍以上であるから誤りである。

・耐圧試験圧力は、設計圧力または許容圧力のいずれか低いほうの圧力の1.5倍以上の圧力とする。 H11/13 答え

【◯】 この文章は必ず暗記する。(一般に、液体で実施。←P144(4))

・耐圧試験圧力は、設計圧力または許容圧力のいずれか低い方の圧力1.25倍以上の圧力とする。 H10/13 H14/13 答え

【×】 これは気体で行う場合。液体の場合は1.5倍である。テキストP144(5)
 【参考】
冷規第64条第二号に、「機器は、冷媒設備について設計圧力以上の圧力で行う適切な気密試験及び配管以外の部分について設計圧力の一・五倍以上の圧力で行う適切な耐圧試験に合格するものであること。」 とあり、1.5倍以上。『SIによる 初級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』P140(5)。 気体の場合は、1.25倍とあるが、原則は液体で実施する。ま、そういうことで・・・。

・液体を使用した圧縮機の耐圧試験は、設計圧力または許容圧力のいずれか低いほうの圧力の1.25倍の試験圧力で行う H16/13 答え

【×】 液体は、1.5倍です!
 耐圧試験は一般に、比較的高圧を得られやすく危険度の少ない水や油、揮発性のない液体で行う。
やむを得ない場合は、空気、窒素のガスを使用する。気体の場合の、1.25倍と混同しないように。

・耐圧試験を気体で行う場合は、耐圧試験圧力を設計圧力または許容圧力のいずれか低い圧力の1.25倍以上とする。 H22/13 答え

【◯】 ぅむ! 気体、1.25ですね。

・液体で行う耐圧試験の圧力は、設計圧力または許容圧力のいずれか低いほうの圧力以上とする。 H24/13 答え

【×】 今度は、液体。1.5倍以上が、抜けていますね。(笑

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耐圧試験の圧力計

・圧力容器の耐圧試験を気体で行う際、圧力計の文字板の大きさが75mmのものを使用した。 H21/13 答え

【×】 圧力計の大きさの規制は液体と気体では違う。P140(8)
液体は75㎜以上、気体は100㎜以上、圧力計は2個以上。
気密試験の場合もこの手の問題が出るから惑わされないように把握しておこう。

・耐圧試験と気密試験に使用する圧力計の最高目盛は、試験圧力の1.25倍以上、2倍以下とする。 H22/13 答え

【◯】 その通り!テキストP144(9)
試験の圧力計を把握しておこう。P144(8)~(10)

 03/04/21 04/09/05 05/03/21 07/03/24 08/04/26 09/05/31 10/09/12 12/06/03 13/05/28 14/08/05 15/06/22 16/08/21 17/02/14

 『SIによる 初級 冷凍受験テキスト』7次改訂版への見直し、済。(14/08/02)

修正・訂正箇所履歴

【2016/06/11 新設】

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【参考文献】

  • SIによる初級受検テキスト:日本冷凍空調学会
  • 上級受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

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