3種冷凍機械責任者試験「保安管理技術」攻略

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フロート弁とフロートスイッチP112,P113

　『初級冷凍受験テキスト：日本冷凍空調学会』＜8次：P112 (9.3 フロート弁)、P113 (9.4 フロートスイッチ)＞です。

　意外に問題数が少ない。というか、問題がない。と言っていいほど。年度によっては、注意要スかも。

フロート弁P112

　テキスト＜8次：P112 (9.3 フロート弁)＞です。高圧用と低圧用の種類があるが、高圧用の過去問しか見当たらない。(2020(R02)/06/17記ス)　予想問題　by echo　を追加。（2022(R04)/01/11記ス）

高圧用

・高圧側に使用されるフロート弁は、蒸発器の液面位置を制御すると同時に絞り膨張機能も持つ。　H14/08　

【×】　ぅ～ん、引っ掛けっぽいかな。
　「高圧側に使用される」とあるので、蒸発器の液面位置じゃなくて、高圧側の液面位置。（絞り膨張機能は正解）テキスト＜8次：P112 ((a) 高圧フロート弁)＞の太字。正しい文章にしておきますかね。

高圧側に使用されるフロート弁は、高圧側の液面位置を制御すると同時に絞り膨張機能も持つ。

低圧用

・満液式蒸発器や低圧受液器の液面位置の制御などに使用されるのは、低圧フロート弁を用いる。　by echo　

【◯】　簡単すぎますかね。テキストは＜8次：P112 最後の3行＞

低圧受液器のあるサイクル図（冷媒液強制循環式冷凍装置）

フロートスイッチP113

　テキスト＜8次：P112 (9.4 フロートスイッチ)＞です。1問しか見当たらない。(2020(R02)/06/17記ス)　予想問題　by echo　を追加。（2022(R04)/01/11記ス）

・フロートスイッチは冷媒液面の上下の変化をフロートにより検出し、これを電気信号に変換するもので、満液式蒸発器内などの冷媒液面の位置を一定範囲内に保つように電磁弁を開閉させるためのスイッチとして用いられる。　H29/08　

【◯】　勉強している方にとっては素直な良い問題。テキストを、読んでおくしかない。テキスト＜8次：P113 冒頭4行＞

・フロートスイッチは、電気接点を永久磁石により作動させる磁力式直接作動形と、鉄心の上下する電圧変化を増幅してリレーを作動させる電子式遠隔作動形の、2種類がある。　by echo　

【◯】　「永久磁石接点・磁力式直接作動形」と「電圧変化リレー・電子式遠隔作動形」とかイメージすればいいかな。テキスト＜8次：P113 7行～14行＞

　03/04/10　05/03/19　07/03/21　08/03/11　08/04/20　09/05/26　11/06/27　12/06/02　13/06/23　14/07/19　17/11/27　20/06/17　22/01/11

　『初級冷凍受験テキスト』8次改訂版への見直し、済。（22/01/10）

修正・訂正箇所履歴

【2016/05/27　新設】

ページ内リンクの「フロートスイッチ」へ飛ばないのを修正。（2016/06/16）
テキスト8次改訂版（R01(2019)-11月改訂）へ対応、および、文章を見直し。（2020(R02)/06/17）
予想問題追加、その他全般的に見直し。（2022(R04)/01/11）

-- コラム --

【参考文献】

初級受検テキスト（SIによる初級受検テキスト）：日本冷凍空調学会
上級受検テキスト（SIによる上級受検テキスト）：日本冷凍空調学会
冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例（13）：日本冷凍空調学会
第3種冷凍機械責任者試験模範解答集　：電気書院
第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集　：電気書院

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