溶栓

 溶栓は出題数が多い。破裂板との違いに注意すべし。

 『SIによる 初級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』P138です。

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【溶栓】
温度を感知して圧力の異常上昇を防ぐ。
溶解温度は、75度以下
内容積500リットル未満のフルオロカーボン用シェル型凝縮器、受液器、蒸発器に使用。
可燃性または毒性ガスを使用した冷凍装置には取り付けてはならない。
高温の圧縮機吐出しガスで過熱される部分、冷却水で冷却される部分など正しく温度感知ができない箇所は取り付け不可。
【溶栓の口径】
圧力容器に取り付けるべき安全弁の口径の1/2以上でなければならない。

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内容積とか溶融温度とか

・溶栓は、温度によって作動する安全装置であり、内容積500L未満のアンモニア冷媒の圧力容器に取り付けることができる。 H18/11 答え

【×】 この問題は絶対ゲットすること。テキスト」P138の太字 「内容積500リットル未満」という数値も覚えておこう。

・フルオロカーボン冷凍装置に使用される溶栓は、75℃以下の溶融温度となっている。 H11/11 答え

【◯】 その通り、P138。「75℃以下」を死んでも忘れないように!

・内容積500リットル未満のフルオロカーボン冷媒用受液器に使用する溶栓は、原則として125℃で溶融することとなっている。 H20/11 答え

【×】 125という数値はどこかで見たような聞いたような...?惑わされないように。 ま、溶栓は「500リットル未満」「75℃以下」と覚えているあなたにとっては楽勝のサービス問題でしたね。

・溶栓付きのフルオロカーボン冷媒用シェルアンドチューブ凝縮器において、溶栓が100℃の高温吐出しガスにさらされても、問題なく運転を継続できる。 H24/11 答え

【×】 楽勝だね。「75℃以下」を死んでも忘れ<以下略>

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取り付け位置とか

・液封により著しい圧力上昇のおそれのある部分に設ける圧力逃がし装置には、溶栓を用いてもよい。 H09/10 答え

【×】 溶栓は温度を感知して圧力の異常上昇を防ぐもので、圧力感知として液封防止には使えない。

・液封のおそれのある部分に取り付ける圧力逃がし装置として、溶栓を取り付けた。 H13/11 答え

【×】 溶栓は温度を感知して圧力の異常上昇を防ぐもので、液封のような圧力に対しての保護装置としては使用不可である。

・液封事故の起こるおそれのある部分に、圧力逃し装置として溶栓を取り付けた。 H17/11

・液封事故の起こるおそれのある部分に、圧力逃がし装置として溶栓を取り付けた。 H19/11 答え

【×】 勉強して入ればとても美味しい問題が出る。絶対ゲットしよう!
液封に関しては、テキストP140。圧力逃がし装置に関して、はP134(真中辺り太字)を読もう。
余談ですが、問題の"逃し"と"逃がし"は原文のままです。(ま、"逃がし"が正解だと思いますが)じゃ、頑張って。

・溶栓は、温度によって作動する安全装置であるので、圧縮機吐出しガス温度が正しく感知できる位置に取り付ける。 H12/11 答え

【×】 圧縮機吐出し部分は高い温度で過熱されるため、溶栓は使用できませぬ。テキストP138下から5行目~

・溶栓はシェル形凝縮器の高温の圧縮機吐出しガスで加熱される部分に取り付け、この温度を感知して、圧力の異常な上昇を防ぐように作動する。 H23/11 答え

【×】 高温ガスで加熱する部分は取り付け不可。

・溶栓は温度によって溶融するものであるから、圧縮機吐出しガスで加熱される部分に取り付けてはならない。 H27/11 答え

【◯】 そうだね、その通り!

・溶栓は温度によって溶栓中央の金属が溶融するものであるから、圧縮機の吐出しガスで加熱される部分、あるいは、水冷凝縮器の冷却水で冷却される部分などに取り付けてはならない。 H28/11 答え

【◯】そうだ、全くその通りだ!良い問題ですね。 テキストは<7次:P138下の方>からズバリ的。

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溶栓いろいろ

・溶栓は、可燃性ガスまたは毒性ガスを冷媒とした冷凍装置に使用できる。 H14/11 答え

【×】 溶栓が溶解すると、内部の冷媒が大気圧と同じになるまで噴出し続け危険な状態となる。テキストP139の1行目

・溶栓はアンモニア冷媒を使用した冷凍装置でも使用できる。 H16/11 答え

【×】 アンモニアは「可燃性ガス又は毒性ガス」であるから、駄目。

・溶栓は温度を検知して圧力の異常な上昇を防ぐので、すべての冷凍装置に使用できる。 H21/11 答え

【×】 すべてでは、ないでしょう。
これは、サービス問題なのか?引っ掛けなのか?冷凍<略>試験独特のよく分からない問題。(「可燃性ガスまたは毒性ガスを冷媒とした冷凍装置」は使用不可)

・溶栓は、温度の上昇を検知して冷媒を放出し、過大な圧力上昇を防ぎ、温度の低下とともに閉止して冷媒の放出を止める。 H22/11 答え

【×】 これは、高度な?引っ掛け問題。(そうでもないか)
安全弁は圧力が低下すると噴出が止まるけども…云々。(テキストP138下から2行目~P139)溶栓は、内部が大気圧と同じになるまで噴出し続けるということ。

・溶栓が作動すると内部の冷媒が大気圧になるまで放出するので、可燃性または毒性を有する冷媒を使用した冷凍装置には溶栓は使用しない。 H26/11 答え

【◯】 その通り! としか言いようがない。
 『SIによる 初級 冷凍受験テキスト』P138下2行目~P139上にズバリだね。

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 『SIによる 初級 冷凍受験テキスト』7次改訂版への見直し、済。(14/07/28)

修正・訂正箇所履歴

【2016/06/07 新設】

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【参考文献】

  • SIによる初級受検テキスト:日本冷凍空調学会
  • 上級受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

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