【冷凍能力の算定】平成24年度~平成27年度

ピストンgifアニメ

 遠心式、容積(往復動)式、吸収式も出ます。まんべんなく出題されます。

 このページは、H27まで使う予定(2013(H25)/10/28記す)

 このgifアニメは、ズッ~っと使う予定(2017(H29)/05/28記す))

過去問題(H24年度~H27年度)

 長文はなれましたか。健闘を祈る!

▼ 2種H24/6

・冷凍能力の算定基準について冷凍保安規則上正しいもの
 イ.冷媒ガスの種類に応じて定められた数値は、遠心式圧縮機を使用する冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。
 ロ.蒸発部又は蒸発器の冷媒ガスに接する側の表面積の数値は、自然還流式冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。
 ハ.圧縮機の気筒の内径の数値は、回転ピストン型圧縮機を使用する冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。  答え

【イ.×】 【ロ.◯】 【ハ.◯】
 イ.遠心式はガスの種類は関係ないですね!▽冷規第5条第1号(← 遠心式といえば1号)
 ロ.R=QA:Aは表面積ですね。▽冷規第5条第3号(← 自然還流式冷凍設備といえば3号)
 ハ.▽冷規第5条第4号(← 回転ピストン型は、4号の条文)

▼ 3種H24/7

・冷凍能力の算定基準について冷凍保安規則上正しいもの
 イ.蒸発部又は蒸発器の冷媒ガスに接する側の表面積の数値は、吸収式冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。
 ロ.圧縮機の気筒の内径の数値は、回転ピストン型圧縮機を使用する冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。
 ハ.圧縮機の原動機の定格出力の数値は、遠心式圧縮機を使用する冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。  答え

【イ.×】 【ロ.◯】 【ハ.◯】
 イ.▽冷規第5条第2号(← 吸収式といえば2号:表面積は関係ないですね。)
 ロ.そのとおり。▽冷規第5条第4号(← 回転ピストン型といえば、4号の条文)
 ハ.ぅむ。 ▽冷規第5条第1号(← 遠心式といえば1号)

▼ 2種H25/7

・冷凍能力の算定基準について冷凍保安規則上正しいものはどれか。
 イ.蒸発器の冷媒ガスに接する側の表面積の数値は、吸収式冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。
 ロ.冷媒設備内の冷媒ガスの充てん量の数値は、自然環流式冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。
 ハ.圧縮機の標準回転速度における1時間のピストン押しのけ量の数値は、回転ピストン型圧縮機を使用する冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。  答え

【イ.×】【ロ.×】【ハ.◯】
 イ.▽冷規第5条第2号(← 吸収式といえば2号:表面積は関係なし。)
 ロ.▽冷規第5条第3号(← R=QA:QもAも、充てん量ではない。)
 ハ.▽冷規第5条第4号(← R=V/C:Vがピストン押しのけ量ですね)

▼ 3種H25/7

・冷凍能力の算定基準について冷凍保安規則上正しいものはどれか。
 イ.発生器を加熱する1時間の入熱量の数値は、吸収式冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。
 ロ.冷媒設備内の冷媒ガスの充てん量の数値は、往復動式圧縮機を使用する冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。
 ハ.圧縮機の標準回転速度における1時間のピストン押しのけ量の数値は、遠心式圧縮機を使用する冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。  答え

【イ.◯】【ロ.×】【ハ.×】
 イ.▽冷規第5条第2号(← 解説略)
 ロ.▽冷規第5条第4号(← R=V÷C ←充てん量は関係ない。)
 ハ.▽冷規第5条第1号(← 遠心式はピストン押しのけ量は関係なし。)

▼ 2種H26/8

・次のイ、ロ、ハの記述のうち、冷凍能力の算定基準について冷凍保安規則上正しいものはどれか。
 イ.遠心式圧縮機を使用する冷凍設備にあっては、圧縮機の標準回転速度における1時間当たりの吐出し量の値は1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。
 口.吸収式冷凍設備にあっては、発生器を加熱する1時間の入熱量の数値をもって1日の冷凍能力を算定する。
 ハ.冷媒ガスの種類に応じて定められた数値(C)は、冷媒ガスの圧縮機の種類にかかわらず、1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。  答え

【イ.×】【ロ.◯】【ハ.×】
 イ.▽冷規第5条第1号(← 吐出し量の値は関係なし。)
 ロ.▽冷規第5条第2号(← 吸収式といえば2号:その通り!)
 ハ.▽冷規第5条第4号(R=V÷C ←このCのことを問うているのだが…)
 やばい、ハ.がよくわからないぞ。
 Cとは、
 『 C 冷媒ガスの種類に応じて、それぞれ次の表の該当欄に掲げる数値又は算式により得られた数値』と、記さている。
 問題は、
 「冷媒ガスの圧縮機の種類にかかわらず」
 「冷媒ガスの圧縮機の種類にかかわらず」
 「冷媒ガスの圧縮機の種類にかかわらず」
 「冷媒ガスの圧縮機の種類にかかわらず」
 疲れたので、解説を省く。 m(__)m

 ---- 追記 ----
 遠心式圧縮機は、
 『一  遠心式圧縮機を使用する製造設備にあつては、当該圧縮機の原動機の定格出力一・二キロワットをもつて一日の冷凍能力一トンとする。』
 と、あるから、Cは関係ない。だから、「冷媒ガスの圧縮機の種類にかかわらず」は間違い。(汗

▼ 3種H26/7

・冷媒ガスであるフルオロカーボン134aの圧縮機(遠心式圧縮機以外のもの)を使用する製造設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値として冷凍保安規則に定められているものはどれか。
 イ.圧縮機の原動機の定格出力の数値
 ロ.冷媒ガスの種類に応じて定められた数値(C)
 ハ.発生器を加熱する1時間の入熱量の数値 答え

【イ.×】【ロ.◯】【ハ.×】 久々の短文問題。
 イ.▽冷規第5条第4号(R=V÷C ←関係ない。(定格出力は遠心式で。))
 ロ.▽冷規第5条第4号(R=V÷C ←ズバリCのこと。)
 ハ.▽冷規第5条第4号(R=V÷C ←関係ない。(発生器云々の入熱量は吸収式で。))

▼ 2種H27/8

・次のイ、ロ、ハの記述のうち、冷凍能力の算定基準について冷凍保安規則上正しいものはどれか。
 イ.冷媒ガスの種類に応じて定められた数値(C)は、遠心式圧縮機を使用する冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。
 ロ.蒸発部又は蒸発器の冷媒ガスに接する側の表面積の数値は、自然環流式冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。
 八.圧縮機の原動機の定格出力の数値は、回転ピストン型圧縮機を使用する冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。 答え

【イ.×】【ロ.◯】【ハ.×】
 イ.▽冷規第5条第1号(← (C)は関係ない。→ 4号)
 ロ.▽冷規第5条第3号(← ズバリその通り。)
 八.▽冷規第5条第4号(← 定格出力の数値は関係ない。(遠心式圧縮機でつね))

▼ 3種H27/7

・次のイ、ロ、ハの記述のうち、冷凍能力の算定基準について冷凍保安規則上正しいものはどれか。
 イ.圧縮機の原動機の定格出力の数値は、遠心式圧縮機を使用する冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。
 ロ.蒸発器の冷媒ガスに接する側の表面積の数値は、遠心式圧縮機以外の圧縮機を使用する冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。
 ハ.冷媒ガスの種類に応じて定められた数値(C)は、回転ピストン型圧縮機を使用する冷凍設備の1日の冷凍能力の算定に必要な数値の一つである。  答え

【イ.◯】【ロ.×】【ハ.◯】
 イ.▽冷規第5条第1号(← 原動機の定格出力一・二キロワットをもって…)
 ロ.▽冷規第5条第4号(「冷媒ガスに接する側の表面積の数値」は、第3号の自然環流式冷凍設備及び自然循環式冷凍設備。)
 ハ.▽冷規第5条第4号(R=V÷C ←ズバリCのこと。)

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修正・訂正箇所履歴

【2017(H29)/05/13 新設】(← 履歴をここに作った日

  • マルチスクリーン対応、および、文章を一部見直し。(2017/05/28)

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