8次改訂版では、「対向流」の語句は使用されていません。
・乾式蒸発器では、蒸発器出口の冷媒の過熱度が大きくなると、平均熱通過率は小さくなる。 H09/07
【◯】 この問題はココに記す。が、古過ぎて難しい。現初級テキストに合っていない。(2013/06/15記ス。2014/07/11修正ス。2020/06/09:8次対応。)けれども、 【続き】
あえて説明するならば、テキスト<8次:P81 図7.6>を見て頂きたい。
蒸発器入口から出口までの間の冷媒の蒸気乾き度は、次第に大きくなって熱伝達率も大きくなる。しかし、出口の乾き度1.0になってからは、蒸発する液がなくなり、過熱蒸気のみなので熱伝達率は極端に小さくなる。
この過熱領域が長い場合や、過熱度が大き過ぎると、蒸発器全体の平均熱通過率は小さくなってしまう。
なので、過熱部分にはまだ冷やされていない風を送るようにする。<8次:P81 下から2行目~P82>。
それと、膨張弁による過熱度の制御も大切である。<8次:P81 下から7行あたり>。
空冷蒸発器フィンと霜イメージ図
・冷凍・冷蔵用空気冷却器は、空調用冷却器よりもフィンピッチの細かい冷却管を使用する。 H15/07 H19/07
【×】 ・・・・引っかかりませでしたか?冷凍用と空冷用のフィンピッチを把握しておこう。
テキストには具体的なフィンピッチが記されています。
空冷(空気冷却)用と冷凍・冷蔵蒸発器のフィンピッチ比較図
・空気冷却器のフィンピッチは、空調用では6~12mm、冷凍・冷蔵用では1.5mmくらいである。 by echo
【×】 逆ですよね~w。
空気冷却器のフィンピッチは、空調用では1.5mm、冷凍・冷蔵用では6~12mmくらいである。
・空気冷却用蒸発器の平均熱通過率は、冷媒側の熱伝達よりも空気側の熱伝達率を改善することに重点を置いている。 by echo
【◯】 はい、空気側に取り付けたフィンの形状を改良などして空気側伝達率を大きくしています。テキスト<8次:P82 10行目~>
・空気冷却器用蒸発器の平均熱通過率に与える空気側の熱伝達率の影響は、冷媒側の熱伝達率より相当に大きく、冷却管外表面のフィンの高性能化が極めて重要となる。 R05/07
【◯】 ぅむ。テキスト<8次:P82 10行目~>
・空気冷却用蒸発器のフィンの形状による空気側熱伝達率は、平形(プレート)フィン、波形フィン、スリットフィン、ルーバフィンの順番に大きく向上している。 by echo
【◯】 この文は日本語OKかしら? 平形<波形<スリット<ルーバフィンと、伝達率は平形が一番小さくルーバが一番大きい。テキスト<8次:P82 最後の方>こんな問題でるかしら?健闘を祈る!
22/01/03 23/11/28
『初級 冷凍受験テキスト』8次改訂版への見直し、済。(2022(R04)/01/03)【2022(R04)/01/03 新設】