下記に、シェルアンドチューブ満液式蒸発器、冷却管内蒸発器の強制循環式、自然循環式の、概略図とサイクル図を置いておきましょう。
・蒸発器は冷媒の蒸発形態により乾式蒸発器、満液式蒸発器に分類され、満液式蒸発器は、冷却管外蒸発器と冷却管内蒸発器とに大別される。 by echo
◯】 ハイ! 満液式は、大きく2つ「冷却管外蒸発器」「冷却管内蒸発器」がありまする。テキスト<8次:P86 下から11行~>
・満液式蒸発器は、冷却管外蒸発器と冷却管内蒸発器とに大別され、さらに冷却管外蒸発器は強制循環式と自然循環式がある。 by echo
【×】 ぁ~、内と外がワケワカンネ状態だとヤバいです。テキスト<8次:P86 下から9行前後>
満液式蒸発器は、冷却管外蒸発器と冷却管内蒸発器とに大別され、さらに冷却管内蒸発器は強制循環式と自然循環式がある。
・満液式蒸発器の冷却管内蒸発器である強制循環式と自然循環式は、ともに、フロート弁などで冷媒を流量制御し、蒸発器や低圧受液器などの容器内の冷媒液の液面高さを一定に保っている。 by echo
【◯】 そのとおり!ちょと、文が長いですかね。テキスト<8次:P86 下から7行前後>
・満液式蒸発器は、一般に乾式蒸発器に比べ、冷媒側の熱伝達率が小さいので、伝熱面積を小さく、あるいは被冷却物と蒸発温度との平均温度差を大きくすることができる。 by echo
【×】 ぅ~ん、基礎が固まってないと騙されてしまうかな!? テキスト<8次:P86 下から6行目~>
満液式蒸発器は、一般に乾式蒸発器に比べ、冷媒側の熱伝達率が大きいので、伝熱面積を小さく、あるいは被冷却物と蒸発温度との平均温度差を小さくすることができる。
・満液式蒸発器は、蒸発器内や容器内に流れ込んだ冷凍機油が残留していくため、油戻し機構などが必要となり装置が複雑になる。 by echo
【◯】 そうです。冷凍機油は蒸発できないので冷媒とともに圧縮機に戻らず、濃縮されて熱伝達を阻害したり、潤滑不良も起こす。油戻し装置が必要となります。
22/01/04
『初級 冷凍受験テキスト』8次改訂版への見直し、済。(22/01/04)【2022(R04)/01/04 新設】