破裂板は一度読めば大丈夫でしょう。ただし、溶栓との違いに注意。テキスト<8次:P155 (12.4 破裂板)>
破裂板単体の問題はポツリと出題されます。(他に「液封防止のための安全装置」で破裂板が登場します。)
「溶栓」とセットで勉強し、つまずかないようににしましょう。年代順に並べておきます。
・破裂板は、冷媒設備内の冷媒ガスの温度が異常に上昇したとき、板を破裂させて冷媒ガスを放出することを目的としている。 H10/11
【×】 破裂板は圧力を感知して作動する。
テキスト<8次:P155 (12.4 破裂板)>を読んで過去問ガンガンすれば、たま~に出る破裂板の問題はイメージがなんとなくできてくるので、ゲットできるはずだ。
・アンモニアを冷媒ガスとする冷凍装置の安全装置として破裂板を設けた。 H11/11
【×】 破裂板は溶栓同様に、内部の冷媒が大気圧と同じになるまで噴出し続けるため、テキスト<8次:P155 下から5行目>の太字 可燃性ガスまたは毒性ガスに使用するとことは、許されない。
許してもらえないぐらい厳しいことのようである。
・破裂板の作動圧力は、安全弁の作動圧力よりも高く、耐圧試験圧力以下に設定する。 H18/11
【◯】 テキスト<8次:P155 下2行>ズバリ的。破裂板の作動圧力と溶栓の作動温度、口径を理解しておこう。溶栓と破裂板はセットで勉強しよう。
・破裂板は、圧力の上昇を検知して冷媒を放出し、過大な圧力上昇を防ぎ、圧力の低下とともに閉止して冷媒の放出を止める。 H22/11
【×】 ぅ~ん、思わず丸にしてしまいそうな問題。(でもないか。)
溶栓と同じく開放のままで、圧力が低下しても閉止にはならず内部が大気圧力になるまで放出する。
・破裂板は、構造が簡単であるために、容易に大口径のものを製作できるが、比較的高い圧力の装置や可燃性または毒性を有する冷媒を使用した装置には使用しない。 R03/11
【◯】 令和3年、久々の出題です。テキストは<8次:P155 破裂板表題の下1~10行まで>
03/04/・ 05/03/20 07/03/22 08/04/24 09/05/30 10/09/10 11/06/30 12/06/02 13/06/27 14/07/28 17/02/13 20/06/30 22/01/18
『初級 冷凍受験テキスト』8次改訂版への見直し、済。(22/01/18)
【2016/06/07 新設】