数年おきに、ポツリと出題される。
・圧力容器の溶接継手の効率は、溶接部の全長に対する放射線透過試験を行った部分の長さの割合で定められており、溶接継手の種類は特に定められていない。 H14学/10
【×】 テキスト<9次:P177右 下から5行目辺り>
圧力容器の溶接継手の効率は、溶接継手の種類と溶接部の全長に対する放射線透過試験を行った部分の長さの割合で値が定められている。
・溶接部の全長に対して超音波探傷試験を行った場合、突合せ両側溶接またはこれと同等以上とみなされる突合せ片側溶接継手の効率は1である。 H27学/10
【×】 ヤバイなこれ。テキストの文章<9次:P171左真ん中辺り>ではさり気なく表12.6に示してあるよ。ぐらいなのよ。で、この問題は、表12.6内の語句で作られているのね(汗
でも、結局、
超音波探傷試験 → ×
放射線透過試験 → ◯
という、深く考えなくても良い問題なのでした。チャン・チャン…。
・円筒胴板の溶接部の全長にわたって放射線透過試験を行った場合、突合せ両側溶接またはこれと同等以上とみなされる突合せ片側溶接継手の効率は1である。 R01学/10
【◯】 今度は【◯】、H27年度の修正改造版!?(笑
過去問題集では必ず出会うでしょう、結構出題されてます。
・圧力容器は、大気に接する外表面側が耐食塗装してあれば、冷媒に接する内面側は腐食のおそれがないので、腐れしろを必要としない。 H16学/10
【×】 耐食処理してあっても腐れしろは必要である。テキスト<9次:P178 表12.7>から読み取るしかないかなぁ。
・圧力容器に必要な腐れしろの値は、材料によって異なっている。ステンレス鋼の腐れしろの値は 0 である。 H18学/10
【×】 0.2 ㎜です。ま、ゼロってことは~ない!と、思うよね。ちなみに、銅、アルミニウムなどとも同じ 0.2 ㎜。テキスト<9次:P178 表12.7>
・圧力容器に必要な腐れしろの値は、材料によって異なっている。ステンレス鋼の腐れしろは 0 mmである。 H20学/10
【×】 ぅむ。ゼロ mm ってことないでしょう、と、ふと思うよね!? テキスト<9次:P178 表12.7>
・実際の必要厚さは、最小厚さに腐れしろを加えるが、冷凍装置ではステンレス鋼の腐れしろは 0 mmである。 H24学/10
【×】 ステンレス鋼の腐れしろ出題数が多くなったような。時世に関係ありかな…。
・圧力容器の円筒胴に設計圧力が内圧として作用した場合に、長手方向の溶接継手の溶接効率、腐れしろに関係なく胴板に発生する引張応力が、胴板材の許容引張応力を超えなければ、円筒胴の耐圧強度は十分である。 H21学/10
【×】 ぅ~ん、 十分ではない
みたい。わかりません。
<9次:P177~P178>あたりの板厚の計算式より、溶接継手、腐れしろ・・・--- ・・・疲れた降参です。
_| ̄|◯
・圧力容器の許容圧力は、容器の各部について、その板厚から腐れしろを除いて計算しなければならない。なお、圧力容器が直接風雨にさらされることなく、大気に接する外表面が耐食処理を施してあれば、その容器の腐れしろは不要である。 H22学/10
【×】 耐蝕処理してあっても、直接風雨にさらされなくても、んなこたぁ~ない。テキスト<9次:P178左 (12.5)式>以降の説明。
・圧力容器の実際の板厚計算では、腐食性のない冷媒を使用するときには、圧力容器の外面側の腐食を考え、最小厚さに腐れしろを加えて、板厚計算をすればよい。 H26学/10
【◯】 ぅむ。外面側に関しては、テキスト<9次:P178左 (12.5)式>以降の説明に腐食性のない冷媒のことが記されている。
・圧力容器の円筒胴板の必要厚さは、腐食性のない冷媒を使用するときには、圧力容器の内面側は腐食しないと考え、圧力容器の外面側の腐食のみを考慮して、最小厚さに腐れしろを加えて求める。 H30学/10
【◯】 素直な良い問題ですね。テキスト<9次:P171左 (12.5)式>
・円筒胴板の必要厚さは、最小厚さに腐れしろを加えて算出するが、一般の腐食性のない冷媒では、圧力容器の内面側は腐食しないと考えてよい。 R03学/10 R05学/10(先頭に「一般に、」が付く、他同じ。)
【◯】 題意の通り。 テキスト<9次:P178左 (12.5)式の下6行目>
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