薄肉円筒胴圧力容器の内圧 P176(P169~P170)

 接線方向と長手方向の応力問題。意外に出題が少ない。

 『上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』<9次:P176~(8次:P169~) (12.5 内圧を受ける薄肉円筒胴容器)

テキスト9次改訂版について

 『上級 受検テキスト:日本冷凍空調学会』9次改訂版(令和4年11月8日改訂)に対応しています。適当に、8次改訂版のページを( )内に残してあります。

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【コラム】 円筒胴の応力まとめ 

接線方向と長手方向応力

 円筒胴の内圧から起因する接線方向と長手方向の応力についてまとめた画像とpdfファイルをここに置いておきましょう。

 1冷の学識用にまとめたpdfファイルは、→entoudo.pdf

接線方向と長手方向

 テキストは、
 <9次:P176 (12.5.1 円筒胴の接線方向の応力)>と、
 <9次:P176 (12.5.2 円筒胴の長手方向の応力)>です。

・円筒胴に内圧が作用したときに発生する最大の応力は、長手方向の応力である。 H13学/10 答え

【×】 円筒胴に内圧が作用したときに発生する最大の応力は、接線方向の応力です。(長手方向の応力は接線方向の1/2)テキスト<9次:P176右 下から9行目>

・円筒胴の接線方向の応力は長手方向の応力の2倍である。 H20学/10 答え

【◯】 ぅむ、これ必須。 テキスト<9次:P176右 下から10行目>

・円筒胴圧力容器に内圧が作用したときに発生する最大引張応力は、円筒胴の長手方向の引張応力である。 H18学/10 答え

【×】 円筒胴に内圧が作用したときに発生する最大の応力は、接線方向の応力です。テキスト<9次:P176右 下から9行目>

・円筒胴圧力容器に内圧が作用したときに発生する最大引張応力は、円筒胴の接線方向の引張応力であり、この引張応力は長手方向の引張応力の2倍である。 H29学/10 R01学/10 R05学/10 答え

【◯】 <解説略>

・薄肉円筒胴圧力容器に内圧が作用したときに発生する最大引張応力は、円筒胴の長手方向の引張応力であり、この引張応力は接線方向の引張応力の2 倍である。 R06学/10 答え

【×】 ぅむ

「薄肉円筒胴圧力容器に内圧が作用したときに発生する最大引張応力は、円筒胴の接線方向の引張応力であり、この引張応力は長手方向の引張応力の2 倍である。」

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修正・訂正箇所履歴

【2016/08/06 新設】(← 履歴をここに作った日

  • テキスト8次改訂版へ対応済み。解説見直し。 (2017(H29)/01/07)
  • 「接線方向」「長手方向」に分割してあったが、「接線方向と長手方向」に合体し年代順に並び替えた。 (2018(H29)/01/04)
  • 接線方向と長手の画像を変更。 (2019(R1)/09/28)
  • 全体的に見直し。(2022(R04)/04/10)
  • 『上級 受検テキスト:日本冷凍空調学会』9次改訂版(令和4年11月8日改訂)に対応。(2023(R05)/10/10)
  • 解説等、見直し。(2023(R05)/10/10)

【参考文献・リンク】

  • 初級 受検テキスト(SIによる初級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 上級 受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

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