熱交換器の合理的使用-伝熱作用に及ぼす不凝縮ガスの影響

 「学識」の問7では、『上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』<8次:P222~P229 (17 熱交換器の合理的使用)>からの出題になります。

 この頁は、テキスト<8次:P226 (17.3 伝熱作用に及ぼす不凝縮ガスの影響)>を読みましょう。

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17.3 伝熱作用に及ぼす不凝縮ガスの影響

 「運転中」と「運転停止中」の違いを把握しておきましょう。(読み間違いはOUTー!)

・水冷凝縮内に不凝縮ガスが存在すると伝熱作用が阻害される。このため冷凍装置の運転中に不凝縮ガスが混入すると、不凝縮ガスの分圧相当分以上に凝縮圧力が高くなる。 H13ga/07 答え

【◯】 運転中だから滞留した不凝縮ガスの圧力分以上に高くなる。(何となく分かるよね。)テキスト<8次:P226右中>

・冷凍装置の運転停止中は、凝縮の伝熱作用は行われないので、水冷凝縮器に存在している不凝縮ガスの分圧相当分だけ飽和圧力よりも低くなる。 H15ga/07 答え

【×】 分圧相当分だけ飽和圧力よりも高くなる。<8次:P227左>停止中ということを頭に入れておきたい。さもないと、惑わさることになる。

・不凝縮ガスが混入した装置の運転停止中には、凝縮の伝熱作用は行われないから、水冷凝縮器内圧力は器内に存在する不凝縮ガスの分圧相当分だけ飽和圧力よりも高くなる。 H17ga/07 答え

【◯】 停止中は分圧相当分だけ。テキスト<8次:P227左> 【お知らせ】

------- 突然すみません。お知らせ -------
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・凝縮機内に空気が存在すると伝熱作用が阻害されるため、冷凍装置の運転中には、空気の分圧相当分以上に凝縮圧力がより高くなる。 H21ga/07 答え

【◯】 運転中だから相当分以上に、より高く、です。
 ちなみに、空気は不凝縮ガスのことです。(考え込まないように)

・凝縮器内(冷媒側)に空気が存在すると、伝熱作用が阻害されるため、冷凍装置の運転中には、空気の分圧相当分以上に凝縮圧力がより高くなる。 R02学/07 答え

【◯】 令和になっても出題され続けるでしょう。H21年度と違うのは  (冷媒側) が付いた。 なるほど(・∀・)イイネ!!

・水冷凝縮器内に不凝縮ガスが存在すると、伝熱作用が阻害される。冷凍装置の運転中には、不凝縮ガスの分圧相当分だけ凝縮圧力が高くなる。 H23ga/07 答え

【×】 これは×だよ。運転中だから分圧相当分以上に。テキスト<8次:P226右中> 分圧相当分だけの場合は装置停止中のとき。→<8次:P227左>

・水冷凝縮器内に不凝縮ガスが存在すると伝熱作用が阻害される。このため運転中に不凝縮ガスが混入すると、不凝縮ガスの分圧相当分以上に凝縮圧力がより高くなる。 H24ga/07
 答え

【◯】 今度は、◯です。H23年度とくらべてみよう。
H23 :「運転中には<略>分圧相当分だけ凝縮圧力が高くなる。」 ←×
H24 :「運転中には<略>分圧相当分以上に凝縮圧力がより高くなる。」 ←◯

 17/03/16 20/11/28

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修正・訂正箇所履歴

【2017(H29)/03/16 新設】(← 履歴をここに作った日

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【参考文献・リンク】

  • SIによる初級受検テキスト:日本冷凍空調学会
  • 上級受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

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