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フィルタドライヤ、リキッドフィルタ、サクショントレーナ

 『初級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』<8次:P97~P99>を、一読すれば、あなたなら大丈夫と思うけどな。

 注) テキスト7次改訂版(H26(2013)年12月改訂)では、綺麗な写真付きで、P90(<8次:P99>)に「サイトグラス」が追加された。今後出題されるかも。(2014/07/20記ス)

8次改訂版コメ: 7次改訂版<7次:P89 (8.5 ドライヤ(乾燥器))>が、8次改訂版では<8次:P97 (8.5 フィルタドライヤ(ろ過乾燥器))>に変更になった。 それは、ろ過機能があるためにドライヤは  ろ過乾燥器(フィルタドライヤ) と呼ばれているからと記されている。(2020(R02)/06/20記ス)

フィルタドライヤ(ろ過乾燥器)

 年代順に置いておきましょ。毎年のように出題されている。テキストは、<8次:P97 (8.5 フィルタドライヤ(ろ過乾燥器))>です。

8次改訂版コメ: 7次改訂版<7次:P89 (8.5 ドライヤ(乾燥器))>が、8次改訂版では<8次:P97 (8.5 フィルタドライヤ(ろ過乾燥器))>に変更になった。 それは、ろ過機能があるためにドライヤはろ過乾燥器(フィルタドライヤ)と呼ばれているからと記されている。
 よって、下記にある過去問(令和元年まで)の、「ドライヤ」は「フィルタドライヤ(ろ過乾燥器)」として読み替えても良いと思われる。(2020(R02)/06/20記ス)

・冷媒液はドライヤ(乾燥器)を通して、冷媒中の油分を除去する。 H13/09 答え

【×】 油じゃないよ。液配管中の  水分 を除去する。

・ドライヤ(乾燥器)は、液管に取り付け、フルオロカーボン冷凍装置の冷媒系統の水分を除去するために用いる。 H16/09 答え

【◯】 フルオロ→水分除去→膨張弁手前→アンモニアいらない。

・ドライヤは、冷媒配管内の水分や油を除去するために、フルオロカーボン冷凍装置に使用される。 H17/09 答え

【×】 ぉっと、ちょいと引っ掛けっぽいかな。油は油分離器で取り除く。
 水はフィルタドライヤ、ゴミや異物はリキッドフィルタ、サクションストレーナ。大丈夫かな?

・ドライヤは、冷媒配管内の水分を除去するために、アンモニア冷凍装置に使用される。 H21/09 答え

【×】 フルオロカーボン冷凍装置に使用される。
8次改訂版コメ: 7次改訂版ではアンモニアのことには触れていなかったが、8次改訂版では<8次:P98 2行目(なお~)>3行に渡り、水分と結合してアンモニア水になるので乾燥剤による吸着分離は難しいので、 通常、アンモニア冷凍装置には、ドライヤは使用しない旨が、追加された。留意されたい。

・フルオロカーボン冷凍装置の冷媒系統に水分が存在すると、装置の各部に悪影響を及ぼすので、冷媒液はドライヤを通して、水分を除去するようにしている。 H23/09 答え

【◯】 その通り! この問題は素直な良い問題ですね。

・ドライヤは、一般に液管に取り付け、フルオロカーポン冷凍装置の冷媒系統の水分を除去する。 H26/09 答え

【◯】 「一般に」が引っかかるが…素直に◯。

・シリカゲルを乾燥剤に用いたドライヤは、フルオロカーボン冷凍装置の冷媒系統の水分を除去する。 R01/09 答え

【◯】 簡単すぎて怖い。  シリカゲル という語句は覚えておこう。

化学変化(反応)について

 問題が多いので分類した。(2020(R02)/06/20記ス)

・フルオロカーボン冷凍装置のフィルタドライヤに使用される乾燥剤には、冷媒中の水分により化学変化を起こしやすい物質が使用される。 H19/09 答え

【×】 起こしやすい(笑)…化学変化を起こさないこと!テキスト<8次:P97 下から4行目太字>

・ドライヤの乾燥剤にシリカゲルやゼオライトが用いられる理由は、化学反応により水分を除去しやすいこと、砕けにくいことである。 H22/09 答え

【×】 化学変化(下方のH25年の問題)と化学反応の違いなどはオイトイテ。
   化学反応を起こさない ことなんだが、後味の悪い問題だね、頑張ろう。テキスト<8次:P97 下から3行目>

・ドライヤの乾燥剤には、水分を吸着して化学変化を起こさないシリカゲル、ゼオライトをよく使用する。 H25/09 答え

【◯】 近年の出題傾向には、「化学変化」にこだわりがあるようでつね。(2014/07/21記ス)

・フルオロカーボン冷凍装置の冷媒液配管に設けるドライヤのろ筒内部には、乾燥剤が収められている。乾燥剤には、水分を吸着しでも化学変化を起こさない物質を用いる。 H28/09 答え

【◯】 ハイ、素直な良い問題でつね。

・フルオロカーボン冷凍装置の冷媒系統に水分が存在すると、装置の各部に悪影響を及ぼすため、ドライヤを設ける。ドライヤの乾燥剤として水分を吸着して化学変化を起こしやすいシリカゲルやゼオライトなどが用いられる。 H29/09 答え

【×】 テキスト<8次:P97 下から3行目> 水分を吸着して化学変化を起こさないこと 「化学変化」に、益々こだわりがあるようでつね。(2017(H29)/11/27記ス)


リキッドフィルタ、サクションストレーナ

 目的は、ゴミを除去する。 ちなみに、「サクションストレーナ」が使われた過去問は見当たらない。

・冷媒液内の冷凍機油を除去するためリキッドフィルタを使用する。 H14/09 答え

【×】 リキッドフィルタは、ゴミや異物を除去する。
サクションストレーナの構造はリキッドフィルタと同じであるが、配管距離が長く、施工工事中に入るゴミを除去する場合に用い運転開始時にゴミを除去する。P89の下4行目から~

・フィルタドライヤの冷媒入口と出口がL形に配置されているものがあるが、これは配管を外さずに乾燥剤の交換やフィルタの清掃を行うことを可能とするための構造である。 H19/09 答え

【◯】 テキスト<8次:P98>を、一度でも読んでおけば、たぶん、正解できる問題。


ろ過乾燥器(フィルタドライヤ)

 水分を除去する、またゴミも除去できる。

8次改訂版における「ろ過乾燥器(フィルタドライヤ)」について

 まず、7次改訂版P90 (8.6 リキッドフィルタ)>の文章内に下記の一文がある。
  なお,ドライヤとフィルタ兼用のものもあり,ろ過乾燥器(フィルタドライヤ)と呼ばれる.

 さて、8次改訂版<P98 (8.6 リキッドフィルタ)>では、上記の一文がゴッソリ削除されている。 理由は、知らネ、わからない。兼用のものは無くなってしまったのだろうか、それとも、まさか、はじめから無かったとか?(そんなバカな)

 いずれにしろ、下記の問題文にある  ろ過乾燥器(フィルタドライヤ) を使ったものは出題されないだろう。(2020(R02)/06/20記ス)


 ちなみに、過去問は恐ろしく過去の平成10年のものしか見当たらないので…、あしからず。

・ろ過乾燥器(フィルタドライヤ)は、フルオロカーボン冷凍装置に用いられる。H10/09 答え

【◯】 フィルタドライヤは膨張弁手前の液配管に設け、フルオロカーボン冷媒に含まれている水分を除去する、またゴミも除去できる。(まれに、吸込み配管中に取り付ける場合もある。)


サイトグラス

 初級テキスト<8次:P99 (8.7 サイトグラス)>に綺麗な写真付きで記されているが、令和2年度に初めて出題された。(2冷では、平成20年度に出題されたのみである。)

・サイトグラスは、のぞきガラスとその内側のモイスチャーインジケータからなる。のぞきガラスのないモイスチャーインジケータだけのものもある。 R02/09 答え

【×】 勉強してなければ、勘で勝負するしかないだろう。正しい文章にしてみましょう。

  サイトグラスは、のぞきガラスとその内側のモイスチャーインジケータからなる。モイスチャーインジケータのないのぞきガラスだけのものもある。  よく考えると、のぞきガラスがないということはないだろう!(笑

 のぞき窓だけのものは、実際の冷媒の量や状態を目視するもので水分量はわかりません。モイスチャーインジケータ付きは、色の変化で冷媒に含まれる水分量がわかります。(echoの経験では色が変わったことはありませんでした。)

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 『SIによる 初級 冷凍受験テキスト』7次改訂版への見直し、済。(14/07/20)
 『初級 冷凍受験テキスト』8次改訂版への見直し、済。(20/06/20)

修正・訂正箇所履歴

【2016/05/30 新設】

  • テキスト8次改訂版(R01(2019)-11月改訂)へ対応、および、分類、文章等を見直し。(2020(R02)/06/00)
  • 「サイトグラス」を新設。(2021(R03)/01/15)

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【参考文献】

  • SIによる初級受検テキスト:日本冷凍空調学会
  • 上級受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

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