冷凍機械責任者講習会のテキストでもある『SIによる 初級 冷凍受検テキスト:日本冷凍空調学会』の中に、こんなことが書かれています。
冷凍サイクルを表したp-h線図がよく理解できれば、冷凍装置内の目に見えない各部の冷媒の様子が見えてくる。そして、冷凍装置における現象を、p-h線図が語ってくれる。
ちなみに、7次改訂版では、(8次改訂版も同文です。)
p-h線図(圧力-比エンタルピー線図)上に表わした冷凍サイクルを見れば、冷凍装置内を流れる冷媒の様子や状態がわかる。さらに、p-h線図は、冷凍装置における熱の出入りを定量的に示してくれる。
個人的には、6次改訂版が好きです。