1種学識計算攻略の熱計算ページの記事をここにも置いておきます。
冷凍機械責任者試験(1種~3種まで)では、把握しておいたほうが良いでしょう。
図は点cの乾き度をxcとすると、 飽和液Aが(hC - hA)の熱エネルギーを受け入れ点Cとなった。という、基本の一例p-h線図である。
ここで、点Cの乾き度xcは、
hC - hA xc = ─────── …(1) hB - hA
である。
xcは1以下で、点Cが点B(乾き飽和蒸気線)に近づくほど、xcは1に近づく。
ここらあたりからは、3種は必要ないと思われる。(責任は取らないけど)
乾き度x4は、(1)式より 。
…(2)
ここで、下記のような式を考える。
ここで、1は、
と、表せるから
…(3)
(2)と(3)式が基本式。
ここらあたりの導きを把握しておかないと、1種の学識計算で乾き度の含まれる問題は悲しい思いをするかも。参考:「フィンコイル蒸発器と乾き度xを攻略します!」
ご健闘をお祈りします。