過熱度

 まずは、この一文。


 「ある圧力のもとにある過熱蒸気温度と乾き飽和蒸気温度との間の温度差を、過熱蒸気の過熱度という。」


過熱度って?

 温度−20℃ 過熱度5Kの、p-h線図上での過熱蒸気の状態点を書き込んでみましょう。

p-h線図(等温線と乾き飽和蒸気線の交点)

  まず、蒸発温度−20℃なので、t=−20℃の等温線を見つけます。

  したらば、乾き飽和蒸気線上の交点に印を付けましょう。

  この時の、蒸発圧力は、横に水平に伸ばした絶対圧力の値になります。

 0.25(Mpa abs)と読み取る。(このときのゲージ圧力は、0.15(Mpa)ですね。)


p-h線図(蒸発温度−20℃ 過熱度5Kの状態点)

  さて、過熱度5Kなので、(蒸発温度−20度から5℃過熱された状態)

  −20+5=−15(℃)

  t=−15の等温線をさがします。−15℃の等温線と、0.25Mpaの等圧線との交点1に印を付けましょう。

 この交点1が、蒸発温度−20℃ 過熱度5Kの状態点になります。

比体積vは?

p-h線図(比体積v)

 点1を通る、等比体積線の値を読み取ればよいのです。

 が、

 0.08と0.1の線はありますが、点1を通る線はありません。

 なので、目分量で読み取ります。

v=0.095…、読み取れましたか。


 この辺で、終わりにしましょう。つぎは等比エントロピー線です。

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