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平成29年度と同等です。落とすことがないであろう素直な問題です。
問5 下記の仕様で制作された薄肉円筒胴圧力容器がある。この圧力容器を凝縮温度50℃で運転されるR404A冷凍装置の高圧受液器として使用したい。これについて、次の(1)、(2)にそれぞれ解答用紙の解答欄に計算式を示して答えよ。ただし、R404Aの凝縮温度50℃に対する高圧部設計圧力は、2.21MPaである。(20点)
(円筒胴の仕様)
円筒胴の板材の厚さ ta = 8 mm
円筒胴材料の許容引張応力 σa = 100 N/mm2
溶接継手の効率 η = 0.7
腐れしろ α = 1 mm
(1) 設計できる円筒胴の最大の外径Do(mm)を求め、整数値で答えよ。
(2) この高圧受液器に高圧部設計圧力が作用したとき、円筒胴の接線方向に生じる引張応力σt(N/mm2)を有効数字3桁で答えよ。
与えられた条件と勉強して覚えた公式で上手に導き出しましょう。
公式を覚えていれば楽勝でしょう。(なんのヒネリもない素直すぎる問題で怖いぐらいです。(近年の講習検定試験の特徴です。))
より、Diを求めましょう。
(題意により小数点以下切り捨て)
Doは、
Do= Di + 2ta = 435 + 2×8.0 = 451
答え 451 (mm)
公式
有効桁数3桁(小数点3桁ではありません)
答え 60.1 (N/mm2)
平成29年度と同等でしたが、腐れしろ表による問いかけがなかったので難易度は爆下がり、さらに講習でワンポイント学習ができるので、まったく楽勝のサービス問題でした。
【2021(R03)/06/14 新設】