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冷蔵庫用であるが特に問題ないかと。コイルの長さがキモかな。
楽勝かと。 熱通過率K (『上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』<9次:P101 ((8.5)式 )>(<8次:P97 ((8.5)式 )>)
答え K = 0.0293 [kW/(m^2・K)]
基本式はこれ。
『上級 冷凍受験テキスト』<9次:P104~105 (例題8.1の(解))>(<8次:P100~101 (例題8.1の(解))>)を、読む
Φo = K・A・Δt (テキストはΔtm)
Kは(1)で求めてあり、ΦoとΔtは設問で指定されているので、Aがわかる。
では、に外表面伝熱面積Aを求めましょう。
答え 25.6(m^2)
楽勝ですね。
さてと、内径di=15ミリの配管が8本あって、(2)で求めた総外表面積が25.6m^2(8本の総外表面積)である1本の配管の長さLmを求めるわけだ。
もしかして、中学か小学校高学年の数学か算数のレベルですか?
天下の冷凍試験(しかも1冷)ですからね、そうは簡単じゃないでしょ。そうです、配管の厚みが分かりませんからね。
どうするかって、そうです、そうです、その通り、有効内外面積比を使うんです。
こ、これには、さすがの中学生でも気づかないでしょう!?
冷媒回路数n=8 菅内径di 1回路L
この図は、イメージ図ですから実際の冷蔵庫フィン蒸発器とは違います。はぃ。
基本式
『上級 冷凍受験テキスト』<9次:P90右下~ (例題7.3)>(<8次:P89右下~ (例題7.3)>)
有効内外面積比mは、
1本の内表面積をAi1とすると、
問題集などの模範解答では、太字の部分がいきなり書かれています。ま、頭の体操的な感じでよく考えればできるでしょうけど。
もちろん本番では、模範解答通りの式記述だけでよいでしょう。
では、数値代入して一気に。
答え L = 9.06 (m)
【2016/03/08 新設】