乾式蒸発器(学識編)-蒸気過熱管長

 乾き度1.0の、蒸発器出口の配管を効率よくするにはどうするかということを問われる。

 過熱度と配管の長さ、それは風の向きがポイント。

  • 蒸気過熱管長に関しては、テキスト<8次:P99~P101 (8.2.5 上記過熱管長の長短と伝熱作用)
  • 「向流、並流」に関しては、テキスト<8次:P228~229 17章 熱交換器の合理的使用(の17.5 フィンコイル冷却器出口冷媒の過熱)

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蒸気過熱管長

 「学識」問7に出題される並流と向流(熱交換器の問題)は、「熱交換器」>「フィンコイル冷却器出口冷媒の過熱」ページへ引っ越ししました。(2017/03/14)

・温度自動膨張弁で過熱度を制御している乾式フィンコイル蒸発器では、膨張弁の過熱度設定値が大きいと、蒸発管の全長に対して過熱領域の割合が大きくなり、蒸発器全体の平均熱通過率の値が小さくなる。 H19ga/06 答え

【◯】 これは、勉強してないとサッパリ分からないかもしれない。
 テキスト<8次:P99右下~>を読んでもらうしかない。イメージ的には、<8次:P229の図17.7と図17.8>の 「過熱に必要な管長」(過熱領域と思ってよい)の部分をよく見る。この過熱領域を、できるだけ小さくしたいので風の向きを変える。と、いうことなのだが....。

・乾式蒸発器において、冷媒の過熱領域の伝熱面積はほとんど蒸発器の熱交換に寄与しない。過熱領域の伝熱面積を小さくするためには、被冷却物と冷媒は向流(対向流)で熱交換するのが有利である。 H26ga/06(蒸発器の問題) 答え

【◯】 ぅむ! テキスト<8次:P100右真ん中辺り>ズバリ的。  寄与していない という聞きなれない!?言葉も記されている。

向流と並流の図

 図のような冷媒と空気の流れが同じ方向の「並流」にすると、赤丸の部分は「冷媒の過熱領域の伝熱面積はほとんど蒸発器の熱交換に寄与しない。」ということになり、過熱に必要な管路が長く必要である。 そこで、「向流」にして蒸発器を熱交換すると、必要な過熱を得るために有利である。というわけです。

・フィンコイル乾式蒸発器において、冷媒の過熱領域の伝熱面積はほとんど蒸発器の熱交換に寄与しない。過熱領域の伝熱面積を小さくするためには、被冷却物と冷媒は並流(平行流)で熱交換するのが有利である。 R02学/06(蒸発器の問題) 答え

【×】 はい、  向流(対向流) ですね!<解説は上記問題参照> 一度、理解しておけば数年後出題されても思い出すでしょう。

 14/08/27 16/12/16 17/03/28 20/11/27

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修正・訂正箇所履歴

【2016/07/09 新設】(← 履歴をここに作った日

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【参考文献・リンク】

  • SIによる初級受検テキスト:日本冷凍空調学会
  • 上級受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

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