吸込み配管-トラップ

 吸い込み配管のトラップの問題は、テキストの図を見ながらジックリ読まないと(<8次:P156~P157>の(b)~(e))大きな勘違いをし、 出題者の思惑通りに翻弄され、悔し涙を流すことになるかもしれない。

Back to top ↑

トラップについて

 下記リストが、だいたいのポイントになる。

  • 吸い込みの横走りにトラップは駄目
  • 非常に長い立上り管(約10m毎)
  • 油戻りと液戻り
  • 圧縮機と蒸発器の位置

Back to top ↑

横走り管

 テキスト<8次:P156(b)>です。

横走り配管概略図

・圧縮機吸込み配管の横走り管の途中に適宜トラップを設けた。 H17ho/07 答え

【×】 「吸い込みの横走りはトラップは駄目」理由は、液だまりができるから。テキスト<8次:P156(b)>

・圧縮機吸込み側の横走り管には適当な間隔でUトラップ(U字状の配管)を設け、液戻りを防ぐ。 H19ho/07 答え

【×】 この問題、絶対落としちゃ駄目だよ。
 Uトラップを設けず下り勾配にする。テキスト<8次:P156(b)>読んでね。なお、立上り管が長い場合は中間トラップを設けると、(c)にあるから混同しないこと。
 配管の問題は、吸込み、吐出し、機器の位置などイメージしてください、ノートにガンガン図を書いてみよう。
 ま、甘いコーヒーでも飲んでからにしましょうか・・・・頑張ろう。

・大型の冷凍装置では、圧縮機の吸込み側の横走り管が非常に長い場合、途中にUトラップを設けて、液戻りを防止する。 H25ho/07 R02保/07 答え

【×】 横走り管には、Uトラップを設けては絶対ダメです。テキスト<8次:P156(b)>

 「非常に長い」は、<8次:P156(C)>に記されている、 立ち上がり管が非常に長い場合には、  と、なんとか引っ掛けようとしているようです。ハっハっハ、チョロいですね。

・蒸発器から圧縮機までの距離が非常に長い場合には、圧縮機の吸込み口近くの蒸気の横走り管にトラップを付け、そこに油をためて油が戻りやすくなるようにする。 H28ho/07 答え

【×】 ダメなものはダメ。立上り管が長い場合は10m毎にトラップを設ける。テキスト<8次:P156(b)>

・.吸込み蒸気配管の横走り管にトラップを設けることにより、負荷変動時の油や冷媒液をためて、液が圧縮機に戻るのを防止する。 R01ho/07 答え

【×】 わざわざ液を溜めては駄目ですよね!間違えるようなら勉強不足バレバレです。

Back to top ↑

圧縮機近くのトラップ

 テキスト<8次:P156(b)の後半>です。(図11.13)

・容量制御装置(アンローダ)を持った多気筒圧縮機の吸込み配管に、軽負荷運転時での油戻りをよくするために、圧縮機の近くにトラップを設けた。 H15ho/07 答え

【×】 圧縮機の近くにトラップを設けるのは絶対駄目。テキスト<8次:P156(b)の最後(図11.13)>
 (トラップがあると、軽負荷運転時、再始動時、軽負荷から全負荷に変わったときに、液が一気に圧縮機へ)

Back to top ↑

長い立上り管

 テキスト<8次:P156左(c)>です。約10m毎に(図11.14)

長い立ち上がり配管10m毎のトラップ配管概略図

・圧縮機吸込み配管の立ち上がりが10m以上の場合は、トラップを設けるとよい。 H13ho/07 答え

【◯】 油が戻りやすくなる。テキスト<8次:P156左(c)>

・圧縮機吸込み配管の立ち上がりが非常に長いので、油が戻りやすいように、約10m毎に中間トラップを設けた。 H15ho/07 答え

【◯】 ピンポン。
 「立ち上がり」「非常に長い」を、頭に入れておくこと。テキスト<8次:P156左(c)>

・圧縮機の下方25mに蒸発器があるとき、圧縮機吸込み管に10m程度ごとにトラップを設けた。 H17ho/07 答え

【◯】 この問題は「圧縮機と蒸発器の位置」にも置いておく。

 そうだね、10メートル毎にトラップをつけると油が戻りやすくなる。
ただし、圧縮機の下に蒸発器があり、かつ、配管が非常に長い場合だけ。<8次:P156(c)と図11.14>
 圧縮機が蒸発器よりも下側(圧縮機の上に蒸発器がある)の場合は内容が違ってくるよ、<8次:P115(d)と図11.15>テキストよく読んでね。

・圧縮機の下方25mに蒸発器があるとき、圧縮機吸込み管に10m程度ごとにトラップを設けた。 H17ho/07 答え

【◯】 この問題は「長い立上り管」にも置いておく。

 そうだね、10メートル毎にトラップをつけると油が戻りやすくなる。
ただし、圧縮機の下に蒸発器があり、かつ、配管が非常に長い場合だけ。<8次:P156(c)と図11.14>
 圧縮機が蒸発器よりも下側(圧縮機の上に蒸発器がある)の場合は内容が違ってくるよ、<8次:P115(d)と図11.15>テキストよく読んでね。

・吸込み配管の施工では、吸込みの立ち上がり管が非常に長い場合には、約10mごとに中間トラップを設ける。これは、油が戻りやすいようにするためである。 H27ho/07 答え

【◯】 ピンポン。テキスト<8次:P156左(c)>

Back to top ↑

圧縮機が蒸発器の下にある場合の吸込み配管

 テキストは<8次:P115(d) 図11.15>です。蒸発器が2台上の場合(e)~(f)は、こちら(「2台以上の蒸発器の吸込み管」)へどうぞ。

 圧縮機が情報にある場合の長い立上り管は約10m毎に中間トラップが必要でしたが、この場合は蒸発器出口に小さなトラップを設け、いったん蒸発器上部まで立ち上げてから圧縮機に接続する。

・圧縮機が蒸発器よりも下側に設置されている装置の吸込み配管は、装置停止中に冷媒液が圧縮機に流れ落ちるのを防止するため、蒸発器からその上部まで一度立ち上げてから圧縮機に接続した。 H15ho/07 答え

【◯】 うむ。
 「圧縮機が蒸発器よりも下側に設置」を意識してね。<8次:P115(d) 図11.15>

・ポンプダウン停止をしない装置では、圧縮機が蒸発器より下側に設置されている装置の吸込み配管を、蒸発器上部まで一度立ち上げてから圧縮機へ接続し、装置停止中に冷媒液が圧縮機に流れ落ちるのを防止する。 H25ho/07 R02保/07 答え

【◯】 ま、そういうことです。
 テキスト<8次:P156(d)と図11.15>をよく読み見ておくしかありませぬ。(この問題は、P156右上の3行目「しかし、」からがポイントです。)

 05/05/21 07/12/08 08/01/20 09/03/08 10/10/10 11/07/28 11/07/28 12/05/20 13/09/26 14/09/20 16/09/16 17/03/04 19/09/25 20/11/22

Back to top ↑

Back to top ↑

修正・訂正箇所履歴

【2016/07/29 新設】(← 履歴をここに作った日

  • ページ内の分類を見直し変更た。「立上り管10m」→「長い立上り管」、「油戻りと液戻り」→「圧縮機近くのトラップ」 (2017(H29)/01/06)
  • テキスト8次改訂版へ対応済み。解説見直し。 (2017(H29)/01/06)
  • 「圧縮機と蒸発器の位置」→「圧縮機が蒸発器の下にある場合の吸込み配管」に変更し、見直し。(2017/08/31)
  • 画を追加。(2019(R1)/09/25)

Back to top ↑

【参考文献・リンク】

  • SIによる初級受検テキスト:日本冷凍空調学会
  • 上級受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

Back to top ↑

^