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看護師さん物語-3

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ソバ〜ジュと膨張率

入院して3日目の夜はなかなか眠れませんでした。体は、うまく動かせないし無理して動くと「先っぽ」が・・・。点滴は邪魔だし。しょうがないので、イヤホンでラジオを聴きながらウトウトする。

たまに見回りにくる看護師さんが替わっている、婦長さんは、夜中の12時頃で交代のようだ。点滴の容器を交換してくれた。

懐中電灯なので、よく顔が見えないけど、なんだか若そうだ。

235.jpg 液ガス熱交換器の図

スタイルもバッチリって感じ。髪は、ウェーブがかかっているようだ。ぅん?ソバージュって言いましたっけ?

『いいですね〜』24,5かなぁ。

ウトウトしながら、思う。

・・・・・・・どのくらいの時間がたったろうか。

4日目の朝

突然の、痛み!

どこがって・・・、「先っぽ」が、痛いのよ!ふと気がつくと、オ◯ン◯ンが元気になっている。( ゜_゜;) た、起ってきたヨ〜〜!!

それで、尿道に入っている管が圧迫されているのだろうか?さお全体が熱く、重く、締め付けられるように、何ともいえない感じだ。

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『おいおい、なんだよ突然、元気になるわけ?こんな時に、おまえは、かおりさんに毛を剃ってもらったときはションボリしていたくせにぃ・・・・・』

いけない、いけない、かおりさんのことなんて思ったせいか膨張率が激しくなってきた。( ̄○ ̄;)

やばいッス!

心臓の鼓動とともに、痛みが脈打つ。

『ぅう〜、痛い。ソバ〜ジュの看護師さん呼ぼうかな・・、駄目、駄目だよ、恥ずかしいよ、やっぱし。う〜〜』

冷や汗がでてきた、無の境地になるしかない。

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『落ち着け、静まれ、静まれ、無の境地、なにも考えるな〜・・・』

ス〜ハ〜、ス〜ハ〜、胸で深呼吸をしてみる。

かおりさんを、思い出さないように・・・。

こんなわけで、久々の朝立ちだったのに、ひどい目にあったのでありました。

『は〜〜〜、治まってくれたか、今日こそは、はずしてもらおう・・。』

時計をみると、午前5時なのでありました。

朝方になったらお腹の痛みは、なんだかとっても調子がいい。なんとか、自力で上半身を起こすことができる。『この分だと、歩けるかもしれない。』

「おはようございます、皆さん体温を計ってくださいね〜。」

7時だ。

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ウエ〜ブソバ〜ジュの、看護師さんだ!思ったとおり、美人。顔は、丸顔でもなく、面長でもなく、ちょうどいい!まゆをキリリと剃っていて、目は普通。

少し、クールな感じがする、こういう感じの女性に微笑み返しをされると、たまらない私なのです。

「何度ですか?」

「35度6分です。」

「はい、血圧を測りますね。」(^-^)

笑顔がたまらなくいい!血圧を測るとお腹に聴診器。オッΠは普通だ・・・。

「あの〜、看護師さん」

「・・・・・・・・」

聴診器って聞こえないんですね〜、でもお腹が響くのでわかるらしい。聴診器がいきなり自分の方に向いた。

%

「!?・・・こ、これ、今日あたり取れませんか。」手振り、身振りでいろんな所をさす。

看護師さんは、またお腹に聴診器をあてながら「今日あたり取れるかもしれないね、問診の時に聞いてみてくださいね。」うれしいお言葉。

でも、問診は11時頃になる、長いな〜。できるならば、このクールな感じの看護師さんに・・・・・。

「あの〜、抜くときって・・・・」

聴診器がまたマイク代わりになる。

「抜くときは、痛いんですか?」

「・・・ニコ、痛くないですよ、一瞬ですよ。」

「あ、そうですか、一瞬・・・・・ですか。」

う〜む、女の、看護師さんにわかるのだろうか?・・・・経験か?なんだか不安だ。

一瞬の快感!?

午前九時、看護師さんの交代の時間だ。ソバ〜ジュの看護師さんとは、お別れだ。

『今度は、誰だろう。』

なんて事は、常に考えていたわけではありません。ほんの一瞬です。^^

「こんにちは」

「・・・どうも、よろしくお願いします」

『いままでとは、違うタイプだな〜』

身長は、150ぐらいだろうか・・・、小さい。

それから・・・、太め。

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さらに、バスト ウエスト ヒップが、同サイズ。(計ったわけではありません・・・、第一印象で。)さらに、顔が大きい。

さ、さらに、声が低い。よく言えば・・・、ハスキーボイスなのです。それと、動作が何となくゆっくりだな〜。

年齢は・・・、ウ〜ム・・・、わからない。
『いずれにしても、25以下の感じがするな〜』

丁度、点滴が終わった。

「・・・・、針がうまくはいっていないようですね」

「ぇっ!どうりで少し痛いときがあったんです」

「右手に、変えましょう」

「お願いします」

ゆっくりした動作で左手から針を抜いて、右手に・・・。

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「血管が細いので・・・・。」

毎回、点滴の時に言う言葉だ・・・・

この時の看護師さんの表情で「ウデ」がわかるような気がする。

ウ〜ムと考え込む感じになる看護師さんもいる。

ところが、この看護師さんは冷静だ。

『任せなさい』といった感じで、針をプシュ!

『おっ! 痛くない・・・・うまいね』

たいがい、血管をグリグリされるのですが、スッ〜と入りました。

普通の動作はゆっくりタイプだが、こういう時はテキパキ、テキパキ。

「具合は、いかがですか?」

作業をしながら聞いてきた。

『・・・・余裕だね』

「今日は、すごく良くなりました。歩ける気がします」

「うん、うん・・・(^-^)」微笑む。

なんだか、頼りになる・・・感じだ。

『言ってみようかな。』

「ぁの〜、これ、とるのは、先生が来るまで待つしかないんですか」

「・・・とれますけど、大丈夫?」

「歩いてみたいし、つらいし、大丈夫です!」

「それじゃ、後できますね」

「お、お願いします。」

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『ラ、ラ、ラ、ラ、ラッキー!』

「い、痛いですかね〜・・・・」

「一瞬です(^^)」

ソバージュの看護師さんと同じ事を言う・・・、やはり一瞬!・・・なんだ。

『まずは歩いてみよう。そして、顔を思いっきり洗って、歯も思いっきり磨こう。それから、地下の売店まで行って新聞でも買おう。』などと、ウキウキ考えているうちに・・・来てくれました、看護師さん!

「それじゃ、抜きますね。」

あいかわらず、低音だ。いや、ハスキーボイスだ!

「お願いします。」

カーテンが、閉められる。

パジャマ、パンツが・・・、下げられる。

思わず、お〜「宮下 かおりさん」と過ごした・・お・も・ひ・で。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

自分の・・を、眺めてみる。

『ぉ〜、情けない格好だなぁ。』

先っぽから管が出ていてペコリと、うなだれている・・・。

看護師さんは、ビニール手袋をはめた。

いよいよ・・・、だ。

『ぁ〜〜〜、これで楽になれる。』

看護師さんの左手が「根本」に、そっと・・・、添えられた。

先っぽの管を、右手でつかんだ。

「いくわよ。」

ぅ〜、ハスキーボイスがやけに・・・、色っぽい!

「はい!」

思わず、目を閉じた。

その瞬間!

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全身が、引きつった。

「うっ!」

脳味噌の芯まで先っぽから電流が走ったような、なんとも言えない感じ。

確かに・・・・・一瞬だった。

でも、こんなの我が人生これきりにして欲しいものだ・・・。

目を開け、見てみた。

看護師さんの手に、抜かれた管がある。

我が分身よこれで・・・・・・自由だ。

看護師さんの顔を見た。

目と目があった。

『どうだった?』と、いった感じに微笑んでる。

『一瞬でした。d(-_^)good!!』と、うなずく。

安堵感からか、この看護師さんへ、妙に親しみを感じる。

「これから、おしっこに行ったとき残尿感があるか知らせてください」

「ざ、残尿感ですか・・・」

「残尿感があった場合は、もう一度いれて・・・・(この後聞き取れず)」

『もう一度? そ、そ、そ、そんな〜』

「わかりました・・・」

残尿感がないことを祈るばかりだ・・・・・。

その後・・・。

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『ぁはぁ〜、気持ちよかった〜』

残尿感もなく無事、終了。

顔を洗い、歯も磨く、う〜〜〜ん、サッパリ。

でも、歩くときお腹がまだ痛い、さらに胸焼けがしてくる。

早々、ベッドに戻り「胸呼吸」。

この日、とても売店までは無理なのでした。

次の日、快調、快調! 売店まで行くことができる。胸焼けは、少しあるが自由に歩けることがなによりも嬉しい。

5日目、もう退院の日なのだ。

この日、なんと・・・、午前9時から・・・、あの・・・、み、み、み、み。

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宮下かおりさんが、目の前にいたのでした。

『初日と、最後の日に、この巡り合わせ・・・、なんだか劇的だ。ありがとう。』

というわけで、最終日は、宮下かおりさんにお世話になったのでありました。めでたし、めでたし。

なんだか、濃くなったような・・・、今度は、ほんとにバリカンかもしれません。でも、かおりさんならやさしくしれくれることでしょう。(^・^)

皆さん、健康には気を付けて頑張りましょう。

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