a 2種冷凍学識計算攻略-過去問

2種冷凍学識計算攻略-過去問

特に問題なし。単位には注意しましょう。(平成25年度問2と同等)

2種冷凍「学識」平成28年度問2

問2 アンモニア冷凍装置が下記の条件で運転されている。このとき、冷媒循環量qmrと実際の成績係数(COP)Rについて、(1)~(5)のうち、正しい答に最も近い組合せはどれか。ただし、圧縮機の機械的摩擦損失仕事は吐出しガスに熱として加わるものとする。また、配管での熱の出入りおよび圧力損失はないものとする。

2種冷凍平成28年度学識問2

なにはともあれ、p-h線図を書いてみましょう。

 適に、数値も余白に書こう。

  • V = 250 m^3/h
  • v1 = 0.40 m^3/kg
  • ηv = 0.70
  • ηc = 0.80
  • ηm = 0.90

2種冷凍学識平成28年度問2のp-h線図作成

では、冷媒循環量qmrを求めましょう。

ぇ~っと、冷媒循環量といえば、ハイ!そうですね、(1)式。

冷媒循環量といえば、(1)式。

では、変形して数値代入。
H28問2qmrを求める数値計算
注)Vを、m^3/h → m^3/s 単位変換すること

 よって、冷媒循環量 qmr = 0.12kg/s

成績係数(COP)Rを求めましょう。

 (COP)R求める公式といえば、ハイ、そうです、(6)式。

(COP)Rといえば、(6)式。

 さて、冷媒循環量qmrを求めたのでΦoとPで計算しても良いですが、h1~h4の値がわかっているので、下の部分((6)-1式)で計算しましょう。(ま、そういう式になるんでけど

(COP)Rをh1~h4を使った(6)-1式。

 では、サッサと数値代入して計算しましょう。

(COP)Rをh1~h4を使った(6)-1式で数値代入して計算

 実際の成績係数は、(COP)R = 4.03

qmr = 0.12kg/s (COP)R = 4.03と、なりました。

正解は、(1) qmr = 0.12kg/s (COP)R = 4.03

 この問題は、公式を一通り暗記してあれば楽勝でしょう。(計算のぽんミスに注意)

 数値的におかしくなるので気が付くと思いますが、単位に注意しましょう。

Back to top ↑

修正・訂正箇所履歴

【2017(H29)/02/19 新設】(← 履歴をここに作った日

  • 文章見直し。 (2019(R1)/10/05)
  • qmrを求める式の数値代入で、ηvを0.75→0.70に修正。 (2021(R03)/01/10)

PR

これだけ公式
これだけ公式(1-6全部)

Back to top ↑

^