3種「保安」内検索

液封 P185

 ココは、3種保安管理最後のページです。

 『上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』<8次:P185 (14.10 液封)>からの問題です。

 液戻りと混同しないように。液封関係は、たいがい毎年出題される、過去問をこなしておけばサービス問題と化す。年度順に並べてあります。


・液封による事故の発生しやすい箇所は、低圧レシーバ周りの冷媒液配管である。H10/15 答え

【◯】 液封とは、液配管や液ヘッダなどで、液が充満した状態で、出入口の両端が封鎖された状態をいう。
 液封された液体が周囲の温度で熱膨張し、著しく高圧となって弁や配管に亀裂、破壊を発生する大きな事故となる。特に低圧(低温)部の配管には注意を要する。

・液封された管が外部から温められても管や止め弁の破損は起こらない。 H11/15 答え

【×】 液封された液体が周囲の温度で熱膨張し、著しく高圧となって弁や配管に亀裂、破壊を発生する大きな事故となる。

・液封された配管が外部から温められても、配管や止め弁が破損する事故の起きる危険性はない。 H17/15 答え

【×】 んな、こたぁ~ない。テキスト<8次:P185 (14.10 液封)>の冒頭の2~4行にズバリ的。

・液封事故の発生箇所は温度の低い冷媒液配管に多く、その防止のため、圧力逃がし装置を取り付ける。 H18/15 答え

【◯】 液封の問題は、落とすともったいないからゲットしてくださいね。

・液封事故の発生しやすい箇所は、低温の液配管である。 H21/15 答え

【◯】 ぅむ、その通り。テキスト<8次:P185 下から5行目の太字>

・アンモニア冷凍装置の液封事故を防ぐため、液封が起こりそうな箇所には安全弁や破裂板を取り付ける。 H25/14 H30/15 (  箇所には ←句読点がある。他は同じ。) R03/15 答え

【×】 ぅわぁ~、引っかかってしまった‥。 アンモニア冷凍装置には、破裂板は取付禁止!だったです。

・液封事故の発生しやすい箇所は、運転中に周囲温度より温度の低い冷媒液の配管に多い。 H29/15 R06/15 答え

【◯】 その通り(令6年度はコピペ出題)テキスト<8次:P185 下から5行目の太字>

・高圧液配管のような液で常に満たされている管が、運転停止中にその管の両端の弁が閉じられると、液封となる。液封が発生しやすい場所は、運転中の温度が低い冷媒液の配管に多い。 R04/15 答え

【◯】 ぅむ ❢❢

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 『初級 冷凍受験テキスト』8次改訂版への見直し、済。(22/01/22)

冷凍機械責任者試験 『勝利のカツ丼!』

 3種「保安」は、ここが最終ページ。お疲れ様。 健闘を祈る。

勝利のカツ丼!

修正・訂正箇所履歴

【2016/06/12 新設】

  • 見出しが「運転と点検」だったので「保守管理」に修正。(2016/06/19)
  • [Submenu]の「液戻り・液圧縮」の上に変な空白があったので修正。(2018(H30)/08/19)
  • 文章など見直し。(2019(R1)/08/04)
  • テキスト8次改訂版(R01(2019)-11月改訂)へ対応、および、文章を見直し。(2020(R02)/07/11)

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【参考文献】

  • 初級 受検テキスト(SIによる初級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 上級 受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

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