3種「保安」内検索

蒸発器の種類と乾式蒸発器1

 この頁は、蒸発器の種類と乾式蒸発器1(伝熱など)の問題です。『SIによる 初級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』<7次:P74~P77>

 ディストリビュータは、問題が増えたので別頁に移動。Submenuでどうぞ。

 『SIによる 初級 冷凍受験テキスト』<7次:P75>の3行目~に、

 蒸発器は空気や液体、あるいはこれらを介して物体を冷却するのに使用するから、これを冷却器と呼ぶことも多い。

 とあるが、凝縮器で学んだ「冷却塔」と、いろいろ勘違いしないように。
 (例:冷却塔の冷却水)

 「冷却器」という語句は、頻繁にテキスト内に登場している(空気冷却器、水冷却器、ブライン冷却器など)ので、意識していただきたい。

Back to top ↑

蒸発器の種類

 なにはなくとも、この問題。

・蒸発器の種類には、乾式、満液式および冷媒液強制循環式などがある。 H11/07  答え

【◯】 素直な問題。P74の一番上と表7.1!さぁ、蒸発器を攻略しよう。

・蒸発器は冷媒の供給方式により乾式蒸発器、満液式蒸発器および冷媒液強制循環式蒸発器に分類される。冷媒液強制循環式蒸発器は大規模の冷蔵庫などに用いられ、乾式蒸発器に比較して冷媒の充てん量が多くなる。 H29/07 答え

【◯】 分類に関してはテキスト<7次:P74>を読むしかない。
冷媒液強制循環式…云々については、テキスト<7次:P81 (7.4.1 伝熱作用上の利点)>12行目~に記されている。ま、テキストを一度全部読みなさいということでしょう。

この問題は「冷媒液強制循環式蒸発器」ページにも置いておきましょう。

Back to top ↑

乾式蒸発器1

 乾式は、けっこう出題数が多い。多く使われているからだろう。P75~P79を一度熟読しておこう。

・乾式蒸発器内では、冷媒はすべて乾き飽和蒸気の状態である。 H18/07 答え

【×】 乾式蒸発器はどういうものなのか・・・テキストP75下から5行目に、
膨張弁から流れ出た冷媒は、飽和液と乾き飽和蒸気が混じり合った状態になっている。これらをそのまま蒸発管に導きとある。
すべて乾き飽和蒸気の状態は、間違い。
----------------
【雑談】 ← 特にクリックしなくても良い。

一問でも二問でも暇ができたらやってみましょう、とにかく、やってみる。周りは気にしない、試験学習は自分自身との戦い。これを読んでいるあなたならできるはず。健闘を祈る。

・フルオロカーボン冷媒の場合、満液式蒸発器では油戻し装置が必要になるが、乾式蒸発器では冷却管内で分離された油は冷媒蒸気とともに圧縮機に吸い込ませるようにする。 H29/07 答え

【◯】 勉強している方にとっては素直な良い問題。(この問題はココに置く。)
テキスト的には<7次:P76の4行目~>に、ズバリ的。満液式…云々に関しては、テキスト<7次:P80>辺りの油戻しを読んでちょうだい。

Back to top ↑

乾式蒸発器の伝熱

 『SIによる 初級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』P76~P77です。

・空気冷却用蒸発器の風量を小さくし過ぎると、蒸発温度が低下する。 H14/07 答え

【◯】 これは伝熱に関しての問題。テキストはP76下から8~7行。蒸発温度が低下し着霜や氷結することがある。

・空調用の空気冷却器では、冷却される空気と冷媒との間の算術的温度差は、5~10K程度にしている H16/07 答え

【×】 5~10Kなら冷蔵用(P74下から11行目~)、15~20Kなら空調用(P74下から5~4行)とおぼえる。よく読んでイメージしよう。

・乾式プレートフィン蒸発器の伝熱計算に必要な伝熱面積は、冷媒に接する内表面を基準として表す。 H21/07 答え

【×】 乾式蒸発器で、この手の問題は初めてかな?テキストP76下から3行目を読んで。とにかく乾式は「空気接する外側基準」と覚えよう。

・冷蔵用の空気冷却器では、算術平均温度差は通常5~10K 程度であるがこの温度差が大きすぎると、蒸発温度を高くしなければならないので圧縮機の軸動力は減少し、装置の成績係数が低下する。 H22/07 答え

【×】 ぅ~ん、イメージが大切。
正しい文章にしてみましょう。
  冷蔵用の空気冷却器では、算術平均温度差は通常5~10K 程度であるがこの温度差が大きすぎると、蒸発温度を低くしなければならないので圧縮機の軸動力は減少し、装置の成績係数が低下する。  圧縮機軸動力云々は、テキスト<7次:P154~P155 (14.3.2 圧縮機の吸込み蒸気の圧力)>を読んでいただきたい。

・冷蔵庫で使用される空気冷却器では、庫内温度と蒸発温度との平均温度差は5~10Kにとるが、この値が大き過ぎると蒸発温度を低くする必要があり、装置の成績係数が低下する。 H23/07 答え

【◯】 ぅむ。大きいとか低いとか低下とかは、丸覚えよりもイメージ出来れば最高なのですが…。健闘を祈る。

・蒸発器における冷凍能力は、冷却される空気や水などと冷媒との間の平均温度差、熱通過率および伝熱面積に正比例する。 H27/07 答え

【◯】 なんとなく正解と分かる問題ですね。
 テキストP76の(7.1)式を把握しておけば(暗記しなくても良い)鬼に金棒。
 Φo = K・A・Δtm K:熱通過率 A:伝熱面積 Δtm:平均温度差

・満液式蒸発器に比べ、乾式蒸発器では伝熱面に飽和冷媒液が接する部分の割合が少ない。 H28/07 答え

【◯】 その通りとしか言いようが無い。
 テキストは<7次:P76 (7.2.1 乾式蒸発器の伝熱)>の冒頭部分にズバリ的。

 03/03/27 04/09/03 05/03/19 07/03/21 09/05/25 10/09/07 11/06/23 12/05/30 13/06/16 14/07/10 15/06/18 16/08/17 17/11/25

 『SIによる 初級 冷凍受験テキスト』7次改訂版への見直し、済。(14/07/10)

修正・訂正箇所履歴

【2016/05/24 新設】

  • 「乾式蒸発器の伝熱」のH21/07の解説 : P74下から3行目を読んで。→ P76下から3行目を読んで。(2016/08/17)
  • ディストリビュータの問題が多くなったので、「【乾式蒸発器1】- Submenu」を作成し、【ディストリビュータ】ページを新設し移動した。(2017(H29)/02/05)
  • トップ見出し「乾式蒸発器1」を「蒸発器の種類と乾式蒸発器1」に変更。他解説など見直し。(2017/11/25)

Back to top ↑

Back to top ↑

【参考文献】

  • SIによる初級受検テキスト:日本冷凍空調学会
  • 上級受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

Back to top ↑

^