下記の図は、「平成24年1種冷凍学識検定(5月27日)問1」の問題解説で使用したものです。参考にどうぞ。 1種冷凍試験挑戦時は、この図を理解しないとなりません。
最近、3種冷凍でも二段圧縮の問題が多くなったようだ。(14(H26)/06/14記す)上図を見て、ビビることはない。テキスト読んでおけば3冷は楽勝の筈だ…。健闘を祈る。
・蒸発温度が-30℃よりも低い低温用冷凍装置では、二段圧縮冷凍装置を使用することが多い。 H20/02
【◯】 この年度から出題されるようになった。(確信はない。)
平成20年度は過去にない新規の問題が多い。でも、テキスト<8次:P23下 (二段圧縮冷凍装置 )>一番下2行にズバリ。一度はテキストを全部読んでおいてほしい。何か引っ掛かるはずだ。
・冷媒の蒸発温度が-30℃よりも低く、単段圧縮冷凍装置では圧縮機吐出しガス温度の高温化や冷凍装置の効率低下が見られるときには、二段圧縮機冷凍装置が使用される。 H22/02
【◯】 年度が進むに連れ、長文になるのかな? まぁ、まんべんなくテキストは読みなさいという事でしょう。『初級 冷凍受験テキスト』<8次:P23下~>
・二段圧縮冷凍装置では、蒸発器からの冷媒蒸気を低段圧縮機で中間圧力まで圧縮し、中間冷却器に送って過熱分を除去し、高段圧縮機で再び凝縮圧力まで圧縮するようにしている。圧縮の途中で冷媒ガスを一度冷却しているので、高段圧縮機の吐出しガス温度が単段で圧縮した場合よりも低くなる。
H23/02 R04/02 ( 高段圧縮機で凝縮圧力まで再び圧縮するように
← 「再び」の位置が違う。他同じ。)
【◯】 ぅ~む。テキスト<8次:P24>7行目~では、 <略>ので、高段圧縮機の吐出しガスが高くならない。
と、ある。イメージが出来上がっていれば問題文のとおりである。健闘を祈る。
・二段圧縮冷凍装置では、蒸発器からの冷媒蒸気を低段圧縮機で中間圧力まで圧縮し、中間冷却器に送って過熱分を除去し、高段圧縮機で再び凝縮圧力まで圧縮する。 R05/02
【◯】 ぅむ。(R04問題の前半のみでした。)
・冷媒の蒸発温度が-30℃程度以下の場合には、装置の効率向上、圧縮機吐出しガスの高温化にともなう冷媒と冷凍機油の劣化を防止するために、二段圧縮冷凍装置が一般に使用される。 H28/02
【◯】 素直な良い問題ですね。テキスト<8次:P23下~P24>を、上手にまとめてありますね。というか、ズバリですね。
・冷媒の蒸発温度が-30℃程度以下に低下してくると、装置の効率向上や、圧縮機吐出しガスの高温化にともなう冷媒と冷凍機油の劣化を防止するなどのために、二段圧縮冷凍装置が一般に使用される。 H29/02
【◯】 H28年度と同等のテキストズバリ的問題。(2年続けての出題、ぅ~ん、サービスしてくれたのかな?)
・二段圧縮冷凍装置の利点は、一般に、低段圧縮機から出た冷媒ガスを一度冷却しているので、高段圧縮機の吐出しガス温度が高くならないこと、また、圧縮機の損失を減らすことができ、圧縮機効率の低下を防ぐことができることである。 R06/02
【◯】 テキスト<8次:P24 下5行>を上手にまとめた良い問題でしょう。👍️
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『SIによる 初級 冷凍受験テキスト』7次改訂版への見直し、済。(14/05/31)
『初級 冷凍受験テキスト』8次改訂版への見直し、済。(20/04/23)
【2016/05/05 新設】