冷媒 - 水とフルオロカーボン(保安編)

 フルオロカーボン冷媒の、水との関係についての問題を集めてあります。

 フルオロカーボン冷媒とアンモニア冷媒との違いをよく勉強しておこう。

『上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』(学識編も読めば鬼に金棒。)

  • 保安編<8次:P217左(16.2.1 水分混入の防止)
  • 学識編<8次:P68~(5.6.6 水分による影響)

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水とフルオロカーボン(保安編)

・フルオロカーボン低温冷凍装置では、冷媒充てん前の真空乾燥が不十分であると、運転中に膨張弁が氷結することがある。 H14ho/04 答え

【◯】 水分が冷媒との溶解度以上に混入すると、水分が水滴となって膨張弁で氷結し詰まらせる。<8次:P217左(16.2.1 水分混入の防止)

・フルオロカーボン冷媒に水分が混入すると、金属材料の腐食の原因になるが、冷凍機油も劣化する。 H14ho/04 答え

【◯】 冷媒が加水分解して金属材料の腐食原因となる。冷凍機油も加水分解をおこし劣化する。<8次:P217左(b. 冷凍機油の水分混入防止)

・フルオロカーボン冷媒の場合、水分が混入すると内部の金属の腐食原因になったり、油が劣化したりするので、水分の混入を避けなければならない。アンモニアの場合は、微量の水分であれば水とアンモニアとよく溶け合って比較的水分の影響は少ない。 H20ho/04 答え

【◯】 フルオロとアンモ、水分が混入するとどうなるのか。(「アンモニア(水と油)」ページにもこの問題を入れてあります。)

 フルオロ対水分<8次:P217左(16.2.1 水分混入の防止)
 アンモ二対水分<8次:P218左上(アンモニアを冷媒として~)

・HFC冷媒用の冷凍機油はエーテル油(合成油)が使用されるが、鉱油に比べて吸湿性が高いので、水分が混入しないようにオイルチャージのときや保管時には十分な注意が必要である。 H21ho/04 答え

【◯】 水分つながりでココに。
 エーテル油に関しては<8次:P69右(5.7.3 冷凍機油と冷媒の関係)
 保管時に関しては<8次:P190右(14.2.1 冷凍機油の充てん)>あたりでどうぞ。

・鉱油はHFC系冷媒用の合成油に比べて水分を吸収しやすく、冷凍装置に冷媒を充てんする前に真空ポンプにより装置内を高真空に保って、冷凍機油に溶解した水分を除去する必要がある。 H30ho/04 答え

【×】 逆ですね、過去問していれば簡単でしょう。正しい文章にしておきましょう。テキストは<8次:P217 (16.2.1 水分混入の防止 b.とd.)

  HFC系冷媒用の合成油鉱油に比べて水分を吸収しやすく、冷凍装置に冷媒を充てんする前に真空ポンプにより装置内を高真空に保って、冷凍機油に溶解した水分を除去する必要がある。

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修正・訂正箇所履歴

【2016/07/15 新設】(← 履歴をここに作った日

  • テキスト8次改訂版へ対応。解説を見直し。(2016(H28)/12/25 Merry Christmas!)

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【参考文献・リンク】

  • SIによる初級受検テキスト:日本冷凍空調学会
  • 上級受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

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