乾式蒸発器(保安編)- いろいろ温度差

 「保安」の問3あたりで出題されます。

 「上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会」<8次:P210「15.3 低圧部の保守管理」~>を一度熟読してみましょう。学識編(構造)の「蒸発器」<8次:P94~>あたりも読んであればなお良。

 「霜」に関しては、問題数が多いので別ページにまとめました。

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まずは、この問題を攻略して

・蒸発温度と被冷却物との設定温度差が小さ過ぎると、伝熱面積の大きな蒸発器を使用しなければならなくなり、また、設定温度差が大き過ぎると、蒸発温度を低くしなければならない。 H19ho/03 答え

【◯】 この一文は、蒸発器の中でおこっている現象をイメージするためには凄く重要。
 テキスト<8次:P210右「(1) 冷媒の蒸発温度と被冷却物との温度差」>を、熟読してほしい。

 とりあえず、「冷蔵用は、5~10K。空調用は、15~20K。」と、覚えよう。

・空調用空気冷却器では、冷媒の蒸発温度と空気温度との温度差を15~20Kに設定している。 H14ho/03 答え

【◯】 冷蔵用の場合は5~10Kである。
 空調用「15~20」、冷蔵用「5~10」と、覚えておこう。テキスト<8次:P210右真ん中辺り>に記されている。

・冷蔵庫用空気冷却器では、冷媒の蒸発温度と庫内空気温度との温度差は通常15~20K程度が普通である。 H15ho/03 答え

【×】 ぅむ。
冷蔵用は、5~10K。空調用は、15~20K。

・空調用空気冷却器では、蒸発温度と入口空気温度との温度差は通常5~10K程度に設定する。 H23ho/03 答え

【×】 5~10Kは、冷蔵用です。(「入り口」という語句を深く考えなくて良いと思う。)

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比較(大きい、小さい)

 xx(は、)のほうが、xxよりも(に比べて)、(大きい、小さい)など、という問題。

 惑わされないように、勘違いしてポンミスしないように…。数値が影を潜め、大小比較が毎年のように出題されるようになっている気がする。(2016(H28)/12/17記ス)

・蒸発温度と被冷却物との温度差は、空調用のほうが冷凍用よりも大きくとるのが一般的である。 H16ho/03 答え

【◯】 そうね。
 冷蔵用は、5~10K。空調用が15~20K。

・冷蔵・冷凍用の空気冷却器では、冷却器の伝熱面積を小さくするために、蒸発温度と空気との設定温度差は空調用の場合よりも大きく、通常15~20Kとしている。 H18ho/03 答え

【×】 勘違いしないように、問題はよく読みましょう。
 冷蔵用は、5~10K。空調用は、15~20K。

・空気冷却器における蒸発温度と空気温度との温度差は、冷房の場合には空気を除湿する必要もあるので大きくとり、冷蔵、冷凍の場合には、それに比べて小さくとる。 H20ho/03 答え

【◯】  テキスト<8次:P210右真ん中あたり>です。『空気を除湿する必要もあるので』という一文も書かれている。ごもっともなことを書いてあるはずであるが、数値が出てこないので勉強してないと逆に…、頑張ろう。いろいろと惑わされないように。

・空気冷却器においては、一般に冷却温度が高い場合には、蒸発温度と入口空気温度との設定温度差を小さくする。 H23ho/03 答え

【×】 ぅ~ん、高いんだから低いもの(低い設定)で冷やさないと冷えないというイメージかな。テキストでは<8次:P210右下3行>

「空気冷却器においては、一般に冷却温度が高い場合には、蒸発温度と入口空気温度との設定温度差を大きくする。」

・冷媒と被冷却物との設定温度差は、空調用と冷蔵用を比較した場合、冷却温度が低い冷蔵用では一般的に小さめにする。 H24ho/03 答え

【◯】 "冷媒"←蒸発温度と同じこと。空調用が通常5~10K程度、冷蔵用は、5~10K。なので、◯。<8次:P210の右側を読んでイメージをつかもう。

・冷凍装置の使用目的によって、蒸発温度と被冷却物との温度差が設定され、冷蔵用よりも空調用のほうが設定温度差は一般に小さい。 H26ho/03 答え

【×】 ま、<8次:P210右>を読んで過去問しておけば大丈夫。
 空調用では、15~20K、冷蔵用では、5~10Kとの記述がある。
 「…冷蔵用よりも空調用のほうが設定温度差は一般に大きい。」と、いうことだね。

・空気冷却器は、空調用では除湿する場合もあるので蒸発温度と空気温度との温度差を大きく取り、冷凍冷蔵用の場合は空調用よりその温度差を小さくする。 H27ho/03 答え

【◯】 H26と同等。<8次:P210右>から読み取るしかない。
 「冷蔵用は、5~10K。空調用は、15~20K。」を文章のみで問うている。近年はこの傾向が多いなぁ。(2016(H28)/12/17記ス)

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修正・訂正箇所履歴

【2016/07/09 新設】(← 履歴をここに作った日

  • テキスト8次改訂版へ対応。解説も少々見直し済み。(2016(H28)/12/17)

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【参考文献・リンク】

  • SIによる初級受検テキスト:日本冷凍空調学会
  • 上級受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

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