配管付属品と支持 P164~P166(P157~P160)

 出題数が少ないですが、油断大敵という感じです。

    『上級 冷凍受験テキスト:日本冷凍空調学会』
  • <9次:P164左~(8次:P157右~) (11.5 配管の付属品)
  • <9次:P166(8次:P160) (11.6 配管の支持)

テキスト9次改訂版について

 『上級 受検テキスト:日本冷凍空調学会』9次改訂版(令和4年11月8日改訂)に対応しています。適当に、8次改訂版のページを( )内に残してあります。

配管付属品 P164~P166

 テキスト読んで、勉強するしかないんです。

・冷媒止め弁用のパックレスバルブは、弁軸と弁本体との間にべローズまたはダイヤフラムを介在させて、グランド部から漏れがないようにしている。 H16保/7 答え

【◯】 ぅむ。 テキスト<9次:P165(b)>止め弁、バックレスバルブ、サービスバルブ等々、テキストを一通り読んでおこう。

・冷凍装置に用いる止め弁は、耐圧、気密性能が十分で、冷媒の流れ抵抗の小さいことが要求される。 H19保/7 答え

【◯】 ぅむ。 テキスト<9次:P164左~ (11.5.1 止め弁)>の冒頭。


配管支持

 テキスト的には<9次:P166>あと、<9次:P156左上 (K)>辺り。

・冷媒配管の支持は十分な強度を持った支持金具で固定しなければならない。特に横走り管では耐震上、支持間隔を極力長くすることが望ましい。 H19保/07 答え

【×】 ぇ~、?・・・みたいな。常識的に考えれば正解するような問題。
 耐震設計指針というもので定められている。テキスト<9次:P166>の「表11.5 配管の標準支持間隔」この手の問題は、とりあえずテキストを読んでおけば、大丈夫か…。。

・距離の長い配管では、熱膨張による管の伸縮を考慮する必要があり、その対策として、支持金具の締付けボルトを緩めることにした。 H18保/07 答え

【×】 ぅ~ん、支持金具だから緩めるのは駄目でしょ…と、思う問題。そのとうりで、指示金具はしっかり固定する。対策としては、配管にループなどを設けるとしている。

 この問題は、テキスト的には<9次:P156左上 (K)>からの問題ですね。

・横走り冷媒配管の支持間隔は、銅管の場合は鋼管に比べて柔軟性があるので、同じ管径なら鋼管よりも支持間隔を長くできる。 H20保/07 答え

【×】 これは…、テキスト<9次:P166 表11.5>に鋼管と銅管の支持間隔を書いてある表から読み取るしかないと思う。

 まぁ、冷静に考えると、銅と鋼を比べると銅のほうが柔軟性があって弱そうだから支持間隔を短くしないといけないと感覚的にわかる。(銅と鋼を読み間違えないように)
 ぅ~ん、なんだか受験者を惑わすだけのひど<以下略>。冷静に落ち着いて、頑張ろう!

・冷媒配管は十分な強度をもった支持金具で固定しなければならない。横走り管の標準支持間隔は、管の材質によらずに、管径でその値が定められている。 H29保/07 答え

【×】 これは…、H20年度と同様の問いかな。テキスト的には<9次:P166>であるが、ズバリ的な文章は記されていない。
表11.5から横走管の標準支持間隔は、管の材質銅と鋼と管径でその値が定められていることを読み取るしかないだろう。健闘を祈る。

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修正・訂正箇所履歴

【2016/07/30 新設】(← 履歴をここに作った日

  • テキスト8次改訂版へ対応済み。解説見直し。 (2017(H29)/01/06)
  • 『上級 受検テキスト:日本冷凍空調学会』9次改訂版(令和4年11月8日改訂)に対応。(2023(R05)/09/28)
  • 解説等、見直し。(2023(R05)/09/28)

【参考文献・リンク】

  • 初級 受検テキスト(SIによる初級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 上級 受検テキスト(SIによる上級受検テキスト):日本冷凍空調学会
  • 冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例(13):日本冷凍空調学会
  • 第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院
  • 第1・2種冷凍機械責任者試験模範解答集 :電気書院

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